Amazonが「ブランド偽造犯罪」に本腰!知らないと摘発されるフリマアプリの盲点

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 Amazonが6月24日、スーパーコピー品などの偽造品を出品・販売をする偽造品犯罪者に対し、法的責任を追及する「偽造品犯罪対策チーム」を新たに設置した事を発表。利用者から称賛の声が上がっている。Amazonは以前より偽造品撲滅に積極的に取り組んでおり、昨年には不正疑惑のある商品を60億件以上消去するなど大きな成果をあげていた。今回結成された「偽造品犯罪対策チーム」には元連邦検察官や捜査官などグローバルなスペシャリストが集結。ユーザー達からは《せっかく正規品を買ってるのにコピー品がネットで出回ると使いたくなくなる》《きっちり本腰を入れて取り締まってくれるAmazonを応援したい》と期待のコメントが寄せられている。

 世に出回るコピーブランド品の取り締まりは、近年、より困難になってきているという。

「通販サイトやネットオークション、フリマアプリの普及により個人でも簡単に売買ができる、いわゆる“二次流通”の一般化により販売ルートを特定する事が難しくなっています。偽造品製造業者の“コピー技術”もかなり上がっていますから、ネット上の画像だけでは購入者側も偽モノと分からず購入してしまい、またその偽造品が不要になれば偽造品と気づかないまま、自身もまた販売してしまう。そうして偽造品だと気づかれぬまま人から人の手へと渡っていくのです。もちろん偽造品の転売は『商標法』によって処罰の対象となります。こうして世に出る偽造品を追跡するのはかなり骨が折れる作業。ブランド側だけでどうにかできる問題ではないのです」(経済誌ライター)

 また、販売業者だけでなく私たち一般人も無意識のうちに違反行為に手を染めていることがあるという。

「CHANELやDiorなどの人気ブランドは、商品購入時に包んでもらえる包装品ですら需要があります。フリマアプリなどでは個人でハンドメイド品を出品しているユーザーが多いのですが、ブランド包装品のリボンや紙袋などを用いたハンドメイドアクセサリーや手作り小物は『ブランドロゴが入っていて高見えする』と大変人気で、かなりの数が出品されています。しかしこの行為、ブランド側は明確に禁止を呼びかけていて、個人で楽しむのは良しとしていますが、ブランドのロゴの無断使用にあたり、ハンドメイド品として販売するのは違法行為なのです」(前出・経済誌ライター)

「捨てるはずの包装をアレンジして喜んで欲しかっただけなのに……」という言い訳は通用しない。これからはブランドへの敬意を払って、売る側も買う側も気をつけなければならない。

(浜野ふみ)

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