「消えたママ友」大ヒットで不要論も!コロナ禍で激変した“ママ友事情”

コミックエッセイ「消えたママ友」トレンド入り コロナ禍で「ママ友不要論」も

記事まとめ

  • 「消えたママ友」(メディアファクトリー)が6月25日に発売され、トレンド入りした
  • 同書は野原広子氏が描いたコミックエッセイで、ネットで「闇が深すぎてホラー」と反響
  • コロナの自粛期間中、ママ友と接する機会が減り、「ママ友不要論」が語られる事態に

「消えたママ友」大ヒットで不要論も!コロナ禍で激変した“ママ友事情”

消えた<a href='/topics/keyword/ママ友/160530009609/'>ママ友</a>

「コロナの自粛期間中は幼稚園や保育園がお休みだったこともあって、ママ友とリアルに接する機会は少なかったはず。この期間に『そもそもママ友って必要か?』と考えた母親は意外と多かったのではないでしょうか。それが、緊急事態宣言が解除されてから、つきあいを再開せざるを得なくなり、以前よりも大きなストレスをためこむようになったのかも……。そうした背景もあり、タイトルのインパクトも手伝って大ヒットにつながったのかもしれませんね」

 書籍編集者が語るのは、6月25日に発売されるや、ツイッターなどのSNSで話題沸騰、早々にトレンド入りを果たした「消えたママ友」(メディアファクトリー)。「ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望」などの著書がある野原広子氏が描いたコミックエッセイだが、そのほのぼのとしたタッチとは裏腹に、かなりホラーでミステリアスな要素が詰め込まれている。

 ストーリーの軸となるのは、子供を同じ保育園に通わせている4人のママ友。そのうち1人が突然と姿を消すことで、物語は急展開。「男を作って逃げたらしい」「あんなにやさしい姑さんや旦那さんがいたのになぜ?」「子供を置いていきなり失踪するなんて…」といった多くの謎をはらみながら衝撃のクライマックスへと突き進んでいく、“一気読み”必至の作品となっている。

 ネット上では《これはもう劇場化決定!》《闇が深すぎてホラー。でもモヤモヤ感を味わいたくて何度も読んじゃう》といった絶賛コメントが寄せられると同時に、《友子(※劇中のキャラクター)が言ってたけど、いい大人が友だちとか仲良しとかばかみたいかも…》《そもそもママ友っている? 私は作ったことない》《そもそもママ友作りに熱心な人って家庭がうまくいってなさそう》などと、「ママ友不要論」が大っぴらに語られる事態となった。

《久しぶりに登園したら、〇〇くん元気だった〜、私も寂しかった〜なんてうちの子に抱きついてくるボスママ。もしコロナうつしたらタダじゃおかない》

《うちの近所は道路族だらけ。よほどおしゃべりとか他人の噂話に飢えていたのか道路をふさぐように井戸端会議してめちゃくちゃ迷惑》

《ヒソヒソ話だったけど、看護師やってるママさんの名前をあげて『学童に来ないでほしい』とか言ってた。聞こえないフリしたけど、そんなこと言う女とは二度と会話したくないと思った》

 なお、「消えたママ友」はママ友の存在意義について深く考えさせる内容もヒットの要因と言われている。

「最近、出版業界ではママ友との付き合い方や“マウンティング”の実例をあげたママ友関連の本が数字を伸ばしています。コロナ禍の前には、ランチ会に誘われたら無理にでも参加していたような気の弱い母親が、本腰を入れて“モラハラ”に対抗しようとしているのかもしれません。みなさん恐れているのは、危機意識の低いママ友連中にコロナをうつされるリスク。人との付き合い方に正解はないかもしれませんが、本を手に取って、いろんな知識や経験を吸収するのは参考になると思いますよ」(前出・書籍編集者)

 コロナ禍でおなじみとなったソーシャルディスタンス。人との”距離”について見つめ直すいい機会なのかもしれない。

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