都知事選“圧倒的勝利”でも非難殺到!小池百合子の「アクリルすき焼き発言」

小池百合子

 7月5日に投開票を終えた東京都知事選。大方の予想通り圧倒的な票差をつけて小池百合子都知事の再選が決まった。そうした中、投票前の7月3日に行われた小池都知事の定例記者会見での発言が問題となっている。会見の中で小池都知事は、夜の繁華街での感染の危険性を強調する中で、席にアクリル板を設置するという飲食店の対策に触れて「アクリル板を作ってすき焼き食べて、美味しいかっていうのは、よくわかりませんけれども」と発言した。

 やや笑みを浮かべていたことから小池氏にとっては、「軽いジョーク」のつもりだったのだろう。しかし、存続の危機に瀕しながらも日々、感染リスクと闘いながら命がけの営業を続けている飲食店経営者やスタッフら当事者にとってはけっして笑えない話である。

 ネット上でも非難の声が噴出し、《ならば飲食店はどうすればいいかのか?》《これはアクリル板を設置したお店への完全な営業妨害です。許せない!》《その飲食店も生き残るために必死で努力してんじゃねーの? 必死で努力してる飲食店を嘲笑してる》《小池さんに1票入れた人は、飲食店のコロナ対策を鼻で笑われて平気なんだね》といったコメントが見られた。

 大手新聞社の政治部記者にコメントをもらった。

「危機感を煽りそしてスケープゴートを作ることで一体感を演出するのが、小池さんの常套手段です。最近の“夜の街”を強調するような一連の発言は、まさに最たるもの。このすき焼きとアクリル板の発言が出たのは、都の『感染防止徹底宣言ステッカー』に関するくだりであり、お上の“お墨付き”をチラつかせて、都民の懸命なコロナ対策を鼻で笑うという印象を持たれたとしても仕方がありません。当たり前ですが、好きでアクリル板を設置している飲食店のスタッフはいませんし、美味しく食べてほしいという気持ちを一番持っているのも飲食店です。ジレンマの中で働いている現場の方にとっては許せない発言かと思います。圧倒的な当確予想からくる気の弛みからの“失言”かとは思いますが……」

 緊急事態宣言解除後も厳しい状況が続く飲食業界。首長の不用意な発言にも、心折れることなく頑張ってもらいたい。

(オフィスキング)

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