人手不足解消へ日本郵便「自動配送ロボ」が公道デビュー!盗難対策は万全!?

日本郵便

 10月7日、日本郵便は郵便物や宅配物を自動運転で配送するロボットの実証実験を、千代田区内の公道で実施した。物流での配送ロボットの公道実験は国内初で、早ければ来年にも実用化を目指すというが、事故やセキュリティ面を懸念する声もある。

「公道デビューを果たしたのは、ロボット開発のベンチャー企業ZMP社製の自動搬送ロボット『DeliRo(デリロ)』で、東京逓信病院内にあるコンビニで預かった荷物を700メートル先にある麹町郵便局まで届けました。搭載したセンサーやカメラによって人や障害物を避けながら進み、信号の色もカメラで識別し、問題なく横断する様子も公開されました」(社会部記者)

「デリロ」は車椅子ほどの大きさでで、最大30キロまでの荷物を時速6キロで運ぶことが可能。原動機付き車両の扱いになるのでナンバープレートを付ける必要があるが、人と接触することなく荷物を運ぶことが出来るため、人手不足の解消や新型コロナウイルスへの感染対策としても期待される。

 これにネット上では、《郵便局内や大企業・大工場内での配達なら十分実用できそう》《ゆるキャラな感じのデリロは子供が見たら喜ぶだろうな》など期待の声がある一方で、《セキュリティも重要。ロボットが強奪なり破壊なりされて郵便物を奪われることも想定しないと…》《もし自動搬送ロボとぶつかって怪我したら、どういう扱いになるんだろう》など心配する意見も少なくなかった。

「『デリロ』の荷物格納庫はQRコードがなければ開かない仕組みになっているので、簡単に荷物が盗まれたりすることはないでしょう。ただし、通行人など動くものが1〜2メートルまで近づくと自動で止まる機能はあるものの、相手が自転車などに乗っていてスピードが出ていた場合は、接触する可能性も十分にあると思います。今はまだ実証実験の段階ですし、実用化するためには道路交通法などの改正も必要となってきますから、細かい詰めはこれからではないでしょうか」(ITジャーナリスト)

 ひとまずは実験成功ということで、近い将来、街中をロボットが普通に走る時代がやって来るのかもしれない。

(小林洋三)

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