無印良品 食品分野に本気を出し始めて…この夏に飲みたい食べたい商品はこれだ!

無印良品 食品分野に本気を出し始めて…この夏に飲みたい食べたい商品はこれだ!

評判になるのもわかる、なかなかの力作揃い!(C)小川美佳

 近所にある「無印良品(良品計画)」の店舗が、食品に力を入れてきたなと思っていたら、どうやら同社は、2030年までに食品の売り上げ構成比を、現在の約10%から全体の30%まで引き上げる計画を打ち出しているらしい。

 なるほど、無印良品が食品分野で本気を出してきただけあって、SNSには「〇〇が美味しかった」「△△が売り切れていた」という情報をよく見かけるようになった。その気合の入った“食品売り場”を訪ね、売れている人気商品の中から、夏に食べたい、飲みたい商品を紹介したい(値段はすべて税込み価格)。


■リニューアルで現地の味に


〈素材を生かしたカレー グリーン 180g(1人前) 350円〉〈ジャスミン米 300g(約2合) 390円〉

 青唐辛子の辛さと、レモングラスやスイートバジル、タイのショウガ「クラチャイ」など6種類のハーブの風味がきいた「グリーンカレー」。タケノコやフクロタケ、鶏肉などグリーンカレーらしい具がたっぷり入り、ガツンとした辛さのなかに、ココナッツミルクのコクや甘みもしっかり感じる。

 2002年に発売されたグリーンカレーは、過去に5回もリニューアルされ、味の改良を重ねてきた。昨年のリニューアルで辛さやスパイシーさを増し、より現地の味に近づいたようだ。

 グリーンカレーには、やはりジャスミン米が合う。粘り気が少なくパラパラとしていてほんのり甘みのある無印良品の「ジャスミン米」は、グリーンカレーと相性抜群なので、ぜひ試してみてほしい。

〈ごはんにかける 宮崎風 冷や汁 155g(1人前) 250円〉

 宮崎の郷土料理をお手本にしたという「ごはんにかける 宮崎風 冷や汁」。冷蔵庫で冷やし、崩した豆腐と薄切りにしたキュウリを加えてごはんにかけるだけで、手軽に「冷や汁」を味わうことができる。

 麦味噌のほんのりした甘みとゴマの香ばしさに、ほぐした鯵と出汁の旨みが合わさり、あと引く美味しさで食欲のないときでもサラリと食べられる。ごはんではなく、そうめんにかけても美味しい。暑い日の昼食にもうってつけだし、家飲みの〆にも最適。万人受けする美味しさだ。

■かき混ぜは週に1度


〈発酵ぬかどこ 1s 890円〉

 2018年に発売され、手軽なのに本格的と、現在でも売り切れ店舗が続出している「発酵ぬかどこ」は、無印良品のヒット商品だ。食塩、昆布、唐辛子、ビール酵母を加えた米ぬかは、あらかじめ発酵させてあるため、洗って切った野菜を入れるだけで、本格的なぬか漬けができあがる。チャック付きの袋に入っているので、専用の容器も不要。チャックをしっかり締めて冷蔵庫に入れておけば、かき混ぜは週に1度程度でかまわないという手軽さもうれしい。

 さっそく夏の定番野菜であるキュウリ、ミョウガ、ズッキーニ、ニンジンを漬けてみたが、ぬかの風味と適度な酸味、昆布やビール酵母のうまみもしっかりと感じられ、予想以上に美味しかった。しかし、初回は塩分が強めに感じられるので、漬ける時間は短めにしたほうがいい。自家製のぬかどこ同様に、何度か漬けるうちに味がなじむので、ぬかを足しながら自分好みの味に育てたい。

〈不揃い 水切りヨーグルトバウム/パイナップルバウム/白桃バウム 各150円〉

 焼きムラや凸凹、変形などのあるものを商品化した「不揃いバウム」。店を訪れた7月上旬には、定番と季節限定を合わせて25種類ものバウムが並んでいた。

 夏に食べたい味として、水切りヨーグルトとパイナップルと白桃をチョイスしてみた。どれも袋を開けた瞬間にそれぞれの味を思わせる香りがして、食べる前から期待が膨らむ。いずれもしっとりふんわりとした食感で、甘すぎず軽く食べやすい。どれも爽やかで夏向けの味だったが、優しく甘く香る白桃が、夏にもっとも食べたいと思わせた。

 そのまま食べてもいいが、冷やしてカットし、サワークリームやフルーツをトッピングして食べれば、夏にぴったりのスイーツになりそうだ。

〈冷やしておいしい 果汁100%ゼリー 3種のフルーツ 432g(18g×24個) 390円〉

 りんご、ぶどう、みかんの3種があり、手軽に食べられる一口サイズで、冷やしても凍らせても美味しい。果汁のジューシーさと酸味、自然な甘さを感じる爽やかな味わいで、夏のおやつにぴったりだ。お風呂上りに、凍らせたものをアイス代わりに食べるのもいい。お弁当のデザートとして凍らせたものを添えれば、保冷剤としても役立つので、常に冷凍庫にスタンバイさせておきたい。


■合成着色料不使用の淡く自然なグリーン


〈Cafe&Meal MUJ メロンソーダ 330ml 290円〉

 ツイッターでも「最高!」「メロンソーダ嫌いなんだけどさ、 無印良品のメロンソーダはいけた!!」「なんでもっと早く飲まなかったんだろ」と評判の「メロンソーダ」。レトロな雰囲気の瓶も、特別感を出していて購買意欲をそそる。誰もが思い浮かべるあの鮮やかなグリーンではなく、合成着色料不使用の淡く自然なグリーンが美しいので、透明なグラスにそっと注いで味わってほしい。

 SNSでは、アイスを乗せて楽しむ人を多く見かける。ちょっと大人のクリームソーダという味わいと涼しげなビジュアルが、夏のリゾート感を演出してくれそうだ。

 ネットストアの販売予定数は終了となっている(7月13日現在)ので、飲んでみたい人はお近くの店舗へ。

〈牛乳でつくる マンゴーラッシー 110g 390円〉

 冷水と牛乳を加えるだけの「マンゴーラッシー」だが、その手軽さとは裏腹に、しっかりとマンゴーの香りと味わいが感じられる。ヨーグルトの酸味が爽やかで甘さも控えめなので、氷をたっぷり入れて暑い日にゴクゴク飲みたい。少量の冷水で解いてヨーグルトを混ぜ、かき氷のシロップにするのもオススメだ。

 どの食品も本場の味の追求や、果汁100%、合成着色料不使用など、無印良品らしいこだわりを随所に感じる。レトルトの食品は日持ちもするので、外出したくない暑い日を乗り切るためにストックしておきたい。

小川美佳(おがわ・みか)
千葉県出身。文化、医療、健康、グルメ、街ネタ等幅広く取材する雑食系ライター。医師やアーティスト、アイドル、学芸員、飲食店店主、高校生等、インタビューした数は1,000名以上におよぶ。どのジャンルにおいても、正確な情報を分かりやすく伝えることをモットーとしている。

デイリー新潮取材班編集

2021年7月20日 掲載

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