殴る、叩く、割る、壊す!“やってはいけないことができる” 非日常的空間に行ってみた

『REEAST ROOM』でぶっ壊し体験! 撮影/矢島泰輔

 ガシャーン! ゴゴゴゴ……パリーン! ドスドス、ゴォ〜ン!

 店内に響きわたる、大きな衝撃音。そして部屋中に散らばる粉々に割れたグラス、グニャンと曲がった電子レンジ、原形をとどめぬおもちゃに楽器……。いったい、何事!?

■破壊行為をエンターテイメントへ

 東京・浅草のとある建物の地下室に位置する■『REEAST ROOM』。そう、ここでは思う存分モノがぶっ壊せる、つまり “やってはいけないことができる空間”として今、話題のスポットなんです!

「女性のお客様も多くいらっしゃいます。カップルのお客様も多くて、男性が特別な思い出にしたいと、誕生日サプライズや、初デートに彼女を連れてこられた方もいました。女の子は戸惑ってましたが……(笑)、最終的にはすごく楽しんでくれて。この非日常感を、ぜひ多くの方に体感していただきたいです」

 そう話すのは、代表取締役社長を務める河東誠さん。仲間4人で5月に『REEAST ROOM』をオープンさせた。

■「最初のきっかけは“ワクワク”です。大学生のときに、ニュースアプリでシンガポールのお店が取り上げられている記事を読んで面白そうだなと思ったのが始まりでした。海外ではここ2〜3年で30店舗ほど同様のお店がオープンしていますが、日本にはまだないことがわかったんです」

 奇想天外なコンセプト、しかも日本初上陸ということで、たちまち話題に!

 店内には膨大な量の“壊されるモノ”が。これらはどこから? 

スタート時には、食器や家電など“壊されるモノ”が並べられている。料金によって、置いてあるモノの種類や数が変わる 撮影/矢島泰輔

「不用品回収業者から買い取っています。壊したものはまた同じ業者さんに廃棄してもらっていて。ただ捨てられる予定だったものをいったん買い取ることで不用品回収業者さんたちも喜んでくれて、ここではお客さんたちにも喜んでもらえる。僕たちもそれを商品として提供できて、結果的によかったのかなと」

 取材に訪れたのは、平日の午前中。ママ友同士で訪れたという4人組の女性に声をかけると、

「20分でこの汗だく! 〇〇ちゃんが汗かいたの初めて見たよ(笑)。スッキリした〜。すごい楽しかったね!」

 と、まるで女子高生のようにはしゃぐ姿も。

つなぎとヘルメット、手袋に靴など、完全防備で挑みます 撮影/矢島泰輔

『REEAST ROOM』でぶっ壊し体験! 撮影/矢島泰輔

日ごろのうっぷんを晴らした(!?)ママ友たち。終わったあとはお互い爆笑で、大はしゃぎ 撮影/矢島泰輔

 一方で、日本人には“もったいない精神”という言葉があるくらい、物を大事にするイメージがあるが……。

■「そうなんです。なので、なかなか理解されずに、いろいろと苦労もありました(笑)。でも、ストレス発散のためにモノを壊す、と第一前提で考えてしまうとネガティブにとらえられがちですが、これはあくまでもみんなで楽しんでもらうためのエンターテイメントなんです」

“伝え方が大事”と河東さん。

「実際、僕らの口からは“ストレス発散”というワードは発していません。■これまでにない空間づくりをして、楽しんでもらうのが目的。僕らが最初に感じた“ワクワク”を、ここで存分に味わっていただければと思います」

『REEAST ROOM』 撮影/矢島泰輔

■『REEAST ROOM』
住所:東京都台東区駒形1-2-13-B1
電話:070-1593-9090
営業時間や料金など、詳細はHPへ
https://reeastroom.com/

関連記事(外部サイト)