加齢ヘアの悩みをカリスマ美容師が解消「グレイヘアは人を選ぶ。育毛剤の使用は◎」

近藤サト

 週刊女性では、40〜60代の女性200人に対し、髪にまつわるアンケートを実施した。回答の中で多かった加齢ヘアの悩みを、1年間で約3800人以上の髪をカットする“美容界のマドンナ”、MAYUMI先生が解決! 

■Q 白髪に悩んでいます。いっそ流行のグレイヘアにしたほうがいい?(40代 O・Rさん)
■A グレイヘアは似合う人を選ぶカラーです

「最近、白髪をあえて染めない“グレイヘア”が一部で流行しています。■ただし、誰にでも似合うわけではありません」(MAYUMIさん、以下同)

 ヘアカラーはファッション同様、肌の色や瞳の色などを考慮して顔映りがよく見える最適なカラーを選ぶのが鉄則だそう。

「■グレイヘアが似合うのは、ダークな茶色や黒い瞳の人。瞳が明るい茶色の人は明るいヘアカラーが似合うタイプです。また、イエロー系の肌の人がグレイヘアにすると、肌がくすんで見えるため、おすすめしません」

■Q ペタンとなってしまう髪のボリューム自宅でできることは?(50代 M・Rさん)
■A?ドライヤーと朝シャン、育毛剤で改善を

「自宅でできることはたくさんあります。まずは髪の毛を頭皮の根元から立ち上げるため、ドライヤーでの乾かし方を見直してください。■髪の根元部分の頭皮にドライヤーを当て、下から空気を入れてふんわりと髪の毛を立たせるとボリュームはある程度、復活します」

 ただし、ブラシやコームで毛を逆立てるのは逆効果。キューティクルの流れに逆らって髪をとかすことになるためボロボロに髪が傷つき、髪が弱る原因に。

■「朝のシャンプーもおすすめ。朝シャンをすると頭皮がすっきり清潔になり、髪の根元が立ち上がりやすい」

 朝のシャンプーやドライヤーで復活したボリュームが、夕方に再びぺたんこになって、ベトベトしてきたら、頭皮に皮脂汚れがたまっているサイン。ベトつきは石油系の安いシャンプーやトリートメントが原因の場合も多いそう。

■「そして、みなさんに1日でも早く育毛剤を朝晩、使うことをおすすめします」

 また、前髪の間からおでこが透けて見える『シースルーバング』が若い女性を中心に流行中だが、

「■年齢を重ねた女性がやると、前髪が薄くなっていると勘違いされる可能性が。特に全体のボリュームが気になる人は避けて」

■Q いつもひっつめ髪にしてしまい、老けて見られます。(40代 Y・Kさん)
■A ひっつめ髪はNG! ふんわりとまとめて

 年齢を重ねた女性に似合うまとめ髪のポイントは2つ、「ひっつめ髪にしない」「ふんわりまとめる」。

「■後ろでビシッとひとつ結びにするひっつめ髪は年齢を重ねた大人世代は原則禁止! 顔まわりの髪の毛をすべてまとめてしまうと、たるんだ顔がダイレクトに見えて隠せません。結ぶ位置が高くても低くても、顔まわりに髪がない状態なら大きな違いはありません」

 オトナ世代の女性には、顔まわりにボリュームを出すことが大事なので、

「■束ねるときはふんわりと。ねじりながら束ねるのもOK。おすすめのアレンジは、その結んだ毛先をまとめて内側に差し込んだスタイル。髪が落ちてきそうならピンで数か所とめます」

 このアレンジは正面からはボブのように見えるので、顔のたるみをうまく隠すことができる。ボリュームが出やすくなり、きちんとした印象も。

「日中は内巻きでまとめてボブっぽく、夜には自然な内巻きカールができるので、昼と夜で2パターンのスタイルが楽しめます」

 直毛や髪が太い人は、毛先にパーマをかければ、ふんわりしたまとめ髪が作りやすくなるとか!

《PROFILE》
MISS ESSENCE MAYUMI(みすえっせんす・まゆみ) ◎岐阜県出身。1989年に名古屋「MISS ESSENCE」、1995年に同・東京青山店をオープン。2016年から早稲田大学招聘研究員として、カットによるアクティブ・エイジングを研究。美容師歴約40年で延べ100万人の顧客にカットや美容の知識を提供。10年連続年間個人売り上げ1億円超えが話題に。著書に『綺麗をかなえる法則』『MAYUMI CUT』(髪書房)、近著『加齢を華麗に変える! MAYUMI美髪メソッド』(ハーパーコリンズ・ジャパン)も好評発売中の奇跡の60歳

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