ナイキ「厚底シューズ」使用禁止? ネット「レーザーレーサーと同じじゃん」

ナイキ「厚底シューズ」、使用禁止の動きか 水泳の「レーザーレーサー」騒動を彷彿も

記事まとめ

  • ナイキ社の厚底シューズ「ヴェイパーフライ」が禁止される可能性が高いと報じられた
  • SNSでは、かつて水泳界を席巻した英スピード社の「レーザーレーサー」を連想する声も
  • 大迫傑は「どっちでも良いからさっさと決めてくれーい!」と訴えた

ナイキ「厚底シューズ」使用禁止? ネット「レーザーレーサーと同じじゃん」

ナイキ「厚底シューズ」使用禁止? ネット「レーザーレーサーと同じじゃん」

ナイキの「厚底シューズ」

 米スポーツ用品大手のナイキ社が開発した厚底シューズ「ヴェイパーフライ」が、世界陸連の新規則により、禁止される可能性が高いと15日、複数の英メディアが報じた。同シューズを履いた選手によって陸上の長距離で好記録が続出しており、2・3日に行われた箱根駅伝でも、多くの選手が着用して区間新記録が相次ぎ、注目を集めた。ネットでも「ナイキ厚底シューズ」がツイッターのトレンドに入るなど、ニュースは大きな話題となったが、この流れを受け、SNSではかつて水泳界を席巻した英スピード社の「レーザーレーサー」(LR)を連想するユーザーが続出。ツイッターなどにそれぞれの考えを書き込んでいる。

 同シューズは靴底に炭素繊維のプレートが埋め込まれており、これが高い反発力を生んでいる。今年の箱根駅伝で総合優勝した青学大でも多くの選手が着用し、従来の大会記録を6分46秒も更新するなど、“厚底効果”が指摘されていた。

 LRとは、ポリウレタン素材などを使った無縫製で上半身から足首まで覆う全身スーツ型の水着。きつい締め付けで体の凹凸をなくし、水の抵抗を減らす効果があった。2008年の北京五輪では、金メダリストの94%超が着用し、世界記録が次々と塗り替えられた。北島康介もLRを着用し、100メートル平泳ぎで米選手が持つ世界記録を更新するなど、2大会連続の2冠を達成している。しかし、10年に国際水泳連盟(FINA)が水着の素材や体を覆う面積などに規定を作り、繊維製の水着しか着用できなくなった。

 今回の報道を受け、SNSには「あーやっぱりレーザーレーサーみたくなったか」「ナイキの厚底シューズ騒動って昔のレーザー・レーサーの水着騒動に似てるね」などの書き込みが殺到。ツイッターにも「レーザーレーサーと同じじゃん。出る杭は打たれるってことか、選手もナイキ側もなんだか可哀想」「レーザーレーサーしかり メーカーが開発して記録がで過ぎると禁止ってどうなんだろうか」「ただの技術進化なのに禁止とか永遠に先に進まないよな もう裸足で走らせたらええやん」といった反発の声が集まっている。

 一方、この流れに理解を示す声も少なくない。SNSには「技術と人力がマッチングしての記録なのか、人力を技術が超越してしまうのか……難しいところですね」「駅伝でもエグい履かれてたしウェアがタイムにエグい影響してくるとやむなしだよね」といったつぶやきも散見されている。

 またマラソン男子の日本記録保持者、大迫傑(ナイキ)は16日、自身のツイッターを更新。そこで「ヴェイパーどうのこうの記事に疲れている人多いはず どっちでも良いからさっさと決めてくれーい!僕ら選手はあるものを最大限生かして走るだけ!それだけ!」と訴えた。

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