猫が喜ぶおもちゃはどれ?飼い主さんの生の声を聞きました!〜選び方や遊び方のコツもご紹介
2020年03月25日 11時00分 猫ねこ部
猫のおもちゃとひとくちに言ってもその種類はたくさん。今回は猫のおもちゃの種類と選び方、遊び方のコツをご紹介。実際にどんなおもちゃがお気に入りなのか飼い主さんから生の声も集めました。
猫のおもちゃってたくさんあって目移りしちゃいますよねぇ。今回は、いろんな猫さまたちのお気に入りを一挙ご紹介。選び方や遊び方のコツもお伝えしますよぉ。
猫じゃらしにけりぐるみ、ボール、光るおもちゃ、キャットトンネル、、、
愛する猫さまの喜ぶ(荒ぶる)お顔見たさに、ついついあれもこれもとおもちゃを買ってあげたくなるのが親心^^でも、見れば見るほど迷ってしまいますよね。。。
今回はそんな悩める飼い主さんへ向けて、いろんな猫さまが実際に愛用している「お気に入りのおもちゃ」を一挙ご紹介します!
そのリアルな食いつきっぷりが分かる動画&写真は、悶絶ニヤニヤ間違いなし^^
選び方や遊び方のコツもご紹介しますので、是非参考にしてくださいね。
■猫用おもちゃの選び方
猫用おもちゃとひとくちにいっても「たくさんありすぎてどう選べばいいのか分からない!」という人も多いでしょう。まずは、猫用おもちゃの選び方をご紹介します。
〜 食いつきの良いものを数種類揃える 〜
人間にも好みがあるように、猫の好みもさまざま。まずはいろいろなタイプのおもちゃを試してみることが大切です。「うちの子はおとなしい性格だから興味ないかも…」と思っていても、実際に試してみたら驚くほどウケがいい、など意外な一面を発見できるかもしれませんよ。
特に、食いつきが良いのは以下のようなおもちゃです。
キラキラ光るもの
カサカサ・カシャカシャ音がするもの
ネズミや蝶々など形がリアルなもの
羽や毛が使われているもの
愛らしい猫も元々は外で狩りをしていた野生動物。「ハンター本能」を満たしてくれるようなおもちゃが人気です。
また、猫はとても飽きっぽい生き物です。日々猫の好奇心を刺激してあげられるように、数種類のおもちゃを用意しておくと良いですね。
〜 年齢に合わせて選ぶ 〜
猫の成長とともにおもちゃの好みも変わっていきます。「小さい頃は猫じゃらしを見ただけで飛んで駆け寄ってきたのに、今では見向きもしない…。」なんてことも。年齢に合わせて、猫の喜ぶおもちゃを与えてあげることが大切です。
高齢になると、小さいときほどおもちゃに興味を示さなくなる猫も多いもの。ですが、健康のためにも、おもちゃを使って適度に体を動かす時間を作ってあげましょう。
低めのキャットタワーやトンネルは足腰の弱った老猫に◎。あまり興味を示さない場合は、キラキラ光るおもちゃなどで誘導してみてください。また、マタタビやキャットニップ入りのけりぐるみなどもおすすめです。
〜 耐久性は求めない・安全確認を 〜
普段は穏やかでも、おもちゃを見ると一瞬で「ハンターモード」に切り替わり、目の色を変えて食らいつく猫も多いもの。だからこそ、捕まえてかじりついてバラバラになる方が猫の狩猟本能は満たされます。ネズミや小鳥を捕まえた後バラバラにしますよね。それと同じです。
「買ったばかりなのに即ボロボロに・・・」などと嘆く飼い主さんの声もよく耳にしますが、猫にとってはそういうおもちゃこそ、本能を満たしてくれる最高のおもちゃなのです。
ですので、おもちゃに耐久性は求めていませんが、くれぐれも「誤飲」には気をつけましょう。猫が遊んでいるうちに、おもちゃについたボタン・紐・小さなパーツを誤って飲み込んでしまわないよう、丈夫で取れにくいものを選びましょう。口にすっぽり入ってしまう大きさのもの、小さなパーツがついたものは避けた方が◎。(特に外部が毛皮で内部が樹脂製、マタタビが入っているような小型のネズミ型のおもちゃは十分注意してください。)
特に注意が必要なのは紐の誤飲。取り除くために、開腹手術が必要になるケースもあります。「紐が好きで好きで…」という猫も多いと思いますが、決して出しっ放しにはせず、遊び終わったら必ず猫の手の届かないところにしまうようにしてくださいね。
また、舐めたり噛んだりするぬいぐるみやボールなどのおもちゃの場合、健康に害のない素材が使われているかどうかも合わせてチェックを!衛生面を考えると、お家で丸洗いできる素材がなお良いですね。
私も昔は猫じゃらしで飛び跳ねてましたけど、今はめっきり・・・。お気に入りのトンネルの中でついつい寝ちゃってますねぇ^^
お昼寝気持ちいーですもんねっ。僕の最近のお気に入りはレーザーポインター!おかあさんが毎晩寝る前に遊んでくれるんですっ(´・ω・`)
■猫用おもちゃの種類と遊び方のコツ・注意点
では、実際にどんなおもちゃがあるのか見ていきましょう。遊び方のコツや注意点もご紹介するので、是非参考にしてくださいね。
※価格は購入するショップや時期によって変動する可能性があります。
〜 猫じゃらし 〜
まずは定番の猫じゃらしから。そのバリエーションはとても豊富で、ごくシンプルなものから光や音の出るものまでさまざまです。
ペッツルート カシャカシャぶんぶん トンボ
猫の狩猟本能をくすぐるカシャカシャ音
大きく振るとトンボモチーフが「ぶんぶん」鳴る
一つ一つの材質にこだわった日本製、パーツは交換可能
価格182円
サイズ竿の長さ:45cm
糸の長さ:70cm
原産国日本
材質塩化ビニール、ポリエステル、レーヨン
ペッツルート 猫じゃれる4種
4つのモチーフで狩猟本能を刺激
猫の気をひくオーロラフィルムの羽根と天然羽毛
オーロラ印刷面が猫の口に触れないような安心設計
価格203円
サイズ竿の長さ:38〜90cm
糸の長さ:70cm
原産国日本
材質EVA樹脂、グラスファイバー、羽毛、ポリエステル、ナイロン糸
Angelpet じゃれ猫 天然鳥の羽棒鈴付き(13個セット)
12種の羽根で飽きさせない
丈夫で折れにくい竿、強く引っ張っても抜けない作り
羽根は金属製のフック付きで交換簡単!
価格1,399円
サイズ竿の長さ:36〜96cm
材質炭素繊維、天然の羽、ポリカーボネート
パッケージ内容・天然鳥の羽棒鈴付き12羽
・釣竿×1本
遊び方のコツと注意点
外で暮らす猫は、生きていくためにネズミなどの小動物を捕まえて食料としています。一方、飼い猫は、飼い主さんが毎日ご飯を用意してくれるので、狩りをする必要はありません。ただし、狩猟本能を失ってはいません。猫じゃらしで遊ぶ時は、そんな猫の狩猟本能を掻き立てるような動きで遊んであげると良いでしょう。
@メリハリをつける
猫の前でただ振るだけではなく、動きにメリハリをつけることが大切です。ときどき小刻みに早く動かしたり、ゆっくりとスピードを緩めたりしてみましょう。
A音を使う
猫の見えないところから音を出したりして、気を引くのも効果的です。音に気づいた猫が探す素ぶりを見せたら、ちょっとずつ音を大きくし獲物探しを盛り上げましょう。
B小動物の動きを真似る
思いも寄らないネズミの動きに猫は惹かれるもの。猫じゃらしを床に這わせて少し気を引いたところでさっと引き、猫の周りでぐるぐると円を描くように動かしてあげましょう。簡単に捕まえられないよう焦らしてあげると効果的ですよ。
また、釣竿タイプで鳥の動きを真似するのもおすすめ。小刻みに左右に振って気を引いたら、思い切り高く引き上げてみましょう。走り回るだけでなくジャンプを取り入れると猫の満足感もUPです!
ラグやクッションの下、ソファの陰などから猫じゃらしをちらっと見せてすぐに隠れるなど、虫をイメージして動かすのも◎。
C最後は猫に捕らえさせる
すぐに捕らえさせず、獲物を追いかける時間、狙いを定める時間を作ってあげることも大切です。ただし、最後は必ず猫に捕らえさせてあげてくださいね。
D安全な場所で
家具の角などにぶつけて怪我をすることのないよう、遊ぶ時は安全な場所で。
猫がおもちゃに夢中になりすぎて、家具の角などにぶつかって怪我をしないよう、遊ぶ時は十分なスペースを確保してくださいね。
〜 光るおもちゃ 〜
壁や床に向けて照らした光を猫が追いかけて遊ぶおもちゃです。
キャティーマン じゃれ猫 LEDにゃんだろー光線
猫の好奇心をくすぐる!ネズミの形をした光のおもちゃ
LED使用で電池長持ち
夜寝る前の運動に最適!
価格871円
原材料BS樹脂、TPR樹脂、アクリル、真鍮
販売元ドギーマンハヤシ
遊び方のコツと注意点
@壁に光を当てる
床だけでなく壁にも光を当ててみましょう。走り回るだけでなくジャンプも取り入れられるので、運動量の多い猫の満足度もUPしますよ。
A光を直接目に当てない
LEDの光のおもちゃは、レーザーほどの強い危険性はありませんが全くないとは言えません。使う場合は、絶対に直接目に当たらないようにしてください。
B捕まえられるおもちゃと一緒に使う
光タイプのおもちゃは、猫じゃらしのように獲物を実際に捕まえることができないので、猫にとっては少し不完全燃焼に感じることも。なるべく、猫じゃらしなどの捕まえられるおもちゃと合わせて遊んであげるようにしましょう。
〜 トンネル 〜
猫じゃらしと違って飼い主さんなしでもエンドレスで遊んでくれるのがトンネル。その形状や素材はさまざまで、狩猟本能をくすぐるタイプもあれば、ベッドのようなリラックススペースになるタイプも。
猫用トンネル みつまた 折りたたみ式 水洗い可能