猫用キャリーバッグおすすめ25選【選び方や飼い主さんの生の声もご紹介】
2020年07月22日 11時00分 猫ねこ部
通院や旅行、災害時など猫を外に連れていくときに必要なのがキャリーバッグ。いろんなタイプがあるので、どれにしようか迷ってしまいますよね。今回は猫用キャリーバッグの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
お出かけの必需品、キャリーバッグ。私のお家ではリュックを使っていますよぉ。皆さんはどんなふうにキャリーバッグを選んでいますかぁ?
通院や旅行、災害時など猫を外に連れていくときに必要なのがキャリーバッグ。
プラスチック製のケースやリュック型、ショルダータイプ、キャスター付きなどいろんなタイプがあるので、どれにしようか迷ってしまいますよね。
そこで今回は猫用キャリーバッグの選び方とおすすめ商品をご紹介。
いざという時にスムーズに使えるよう、我が子にあったキャリーバッグを選んであげてくださいね。
■飼い主さんに聞いた!お使いの猫用キャリーバッグを教えてください!
こちらは、猫ねこ部のTwitterユーザーさんを対象にした猫用キャリーバッグについてのアンケート結果です。
<対象期間:2020年7月10日〜14日 対象人数:156人>
手さげ・肩掛けタイプ68人(43.6%)
クレートタイプ42人(26.9%)
リュックタイプ40人(25.6%)
その他6人(3.8%)
今お使いのキャリーバッグについてアンケートをとったところ、最も多かったのが「手さげ・肩掛けタイプ」。全体の約4割という結果になりました。
キャリーバッグの素材は大きく分けて「プラスチック製」と「布製」ですが、手さげ・肩掛けタイプに多い「布製」は軽くて持ち運びしやすいのが特徴。使わないときにコンパクトに折り畳めるものなら収納場所も選びません。
そのほか、プラスチック製で頑丈なつくりの「クレートタイプ」、徒歩や自転車移動時に便利な「リュックタイプ」が全体の約2割強ずつという結果に。
ただ、リュック、手さげ、ショルダーなどシーンに合わせて使い分けできる3WAY、4WAY仕様のものも多いので、この選択肢だと少し選びづらかったかもしれませんね…。
全体的には、どれかひとつに人気が集中しているわけではなく、票が分かれる結果となりました。
■猫用キャリーバッグの選び方4つのポイント
アンケート結果から見えてくるのは、飼い主さんによって使いやすいキャリーバッグは全然違うということ。ですので、人気だからと選ぶのではなく、「我が家」にあったキャリーバッグを選ぶ必要があります。
では、いったいどんなふうに猫用キャリーバッグを選べば良いのでしょうか。選び方のポイントを見ていきましょう。
使うシーンにあわせて選ぶ
移動手段で選ぶ
猫の体格、頭数にあわせて選ぶ
猫の性格にあわせて選ぶ
〜 使うシーンにあわせて選ぶ 〜
まず第一に考えたいのが「どんなシーンでキャリーバッグを使うのか」。病院へ連れていくとき、災害時、旅行、、、などその目的はさまざまかと思います。
目的によって使いやすいキャリーバッグは変わってきますので、使うシーンにあわせて選ぶことが大切です。
では、代表的なシーン別でご紹介していきます。
@猫のお迎え時|移動時も家に帰ってからもくつろげるベッド型や粗相しても安心なクレートタイプhttps://www.amazon.co.jp/dp/B07L781S75/
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01CRSR4LU/
キャリーバッグは、初めて猫を迎えるときの必需品です。猫にとって環境ががらりと変わる一日になるので、移動時もお家へ帰ってからもできるだけリラックスできるようなキャリーバッグを用意してあげたいですね。ベッドとしても使えるタイプなら猫の不安な気持ちを和らげてあげることができるかもしれません。
緊張して粗相をしてしまうこともあるので、キャリーバッグにはトイレシートを1枚敷いておくと安心です。汚れてもさっと拭けるプラスチック製のクレート型キャリーバッグだと、お手入れも楽ちん。家に帰ってからは扉を外してハウスとしても使えます。
また、普段はなるべくコンパクトにしまっておきたい、という方には折り畳めるタイプもおすすめです。
車でお迎えに行く場合は、シートベルトを固定できるかどうかもチェックしておきましょう。
A通院時|出し入れのしやすい上開きのキャリーバッグが便利
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B014VTVDVA/
一番使う頻度が高いのが通院。病気や怪我などの場合はもちろん、予防接種や健康診断などでも頻繁に使う機会があるかと思います。
通院のときに重視したいのはズバリ「出し入れのスムーズさ」。経験のある方も多いかもしれませんが、猫は驚くほど”病院に行く気配”を察しますよね。「キャリーを見るだけで身をひそめる」なんて子も少なくありません。なかには「キャリーを収納しているクローゼットを開ける音だけで逃げる」という子も。
何度も病院に行ったことのある猫の場合、”キャリーを使う=病院に行く(痛くて怖い思いをする)”と頭の中でインプットされてしまっているため、キャリーバッグを見るだけで嫌がってしまうようです。
とはいえ、キャリーに入らないからといって通院を諦めるわけにもいきません。「自宅で猫を捕まえて入れる、病院で猫を出す、診察が終わって猫を入れる」この3つの大きな壁を猫も人もストレスなく乗り越えるためにも、なるべく出し入れしやすい「上開き」のキャリーバッグを選ぶと良いでしょう。開閉部が横にしかないタイプだと、病院の雰囲気に委縮してしまった猫が奥に入ってしまい、出すのに苦労することも。上開きタイプならそういった心配もありません。
猫のお迎え時同様、通院時に車を使う場合は、シートベルトが固定できるかどうかもチェックしてくださいね。
B災害時|ケージにもなる拡張型なら避難場所でも過ごしやすい
出典:https://www.amazon.co.jp//dp/B07GWG3XMM/
万が一の災害時には猫を連れて避難しなければならないケースも考えられます。災害時用に用意しておきたいのは、避難場所でも猫が過ごしやすい、ケージとして使える拡張型の多機能タイプ。
とはいえ、避難する際は徒歩で避難場所へ向かうことが考えられるので、あまり大きなサイズのものですと持ち運びが大変です。くわえて高層マンションなどにお住まいの場合は、停電時エレベーターも使えないため、階段を使って降りなければなりません。人間用の避難グッズを持ち出すことも考えて、軽くて持ちやすく頑丈なものを選びましょう。
また、多頭飼いの場合は頭数分のキャリーを備えておく必要があります。クレート型、リュック型、ショルダー型などさまざまなタイプがありますが、どのタイプが適しているかは各家庭の避難状況やお住まいの地域によっても変わってきますので、あらかじめ家族であらゆるケースを想定して備えておきましょう。
C引っ越し|慣れ親しんだものを、飛び出し防止ベルト付きで脱走にも備えて
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B087F5VKLD/
猫連れの引っ越しの場合、猫の居場所をしっかり確保するためキャリーバッグが欠かせません。
「猫は家につく」とも言われるほど環境の変化に敏感で、ストレスを感じやすい動物です。猫のストレスをできるかぎり減らすためにも、慣れ親しんだキャリーバッグを使って”猫ファースト”の引っ越しを心がけましょう。多頭飼いの場合は頭数分もしくは大型のキャリーバッグを用意してくださいね。
引っ越し時、一番注意したいのが脱走。猫がキャリーから飛び出して屋外へ出てしまうことのないよう、飛び出し防止ベルト付きのものを選ぶと安心です。また、使い慣れているキャリーバッグでも、簡単に猫が開け閉めできたりしないか必ず細部までチェックしてくださいね。
引っ越し先へ向かう交通手段にあわせて、新たにキャリーバッグを購入する場合は、なるべく早めに用意して普段から慣らしておくことをおすすめします。
D帰省や旅行|移動手段に合わせて、ハウスやベッドになるタイプなら宿泊先でも安心
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07L781S75/
帰省や旅行などにも一緒に連れていきたい!という場合には、移動手段にあわせてキャリーバッグを選ぶと良いでしょう。
次項で移動手段別のおすすめキャリーバッグについて説明しますが、できれば移動時だけでなく宿泊先での過ごしやすさも考えて選んであげたいですね。ハウスやベッドとして使えるものであれば、猫も安心してくつろげるでしょう。
〜 移動手段で選ぶ 〜
ここまでは代表的なシーンごとに説明してきましたが、移動手段によっても使いやすいキャリーバッグは違ってきます。
@徒歩|軽量の肩掛けやリュックタイプで負担を軽く
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07WZF5TYZ/
目的地までの距離によっても変わってきますが、猫の体重+キャリーバッグの重量を手持ちするとなると、特に女性の場合はかなりしんどいのではないかと思います。猫ちゃんの体格にもよりますが、大きめの猫ちゃんならなおさら…です。
徒歩の場合は、なるべく軽量の肩掛けタイプやリュックタイプを選ぶと良いでしょう。
自転車|リュックタイプが便利!ただし横幅に注意
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01N699KHJ/
自転車で移動する場合には、リュック型が便利です。布製のほか、まるで宇宙船のようなおしゃれなプラスチック製のものもあるので選ぶ楽しみも。
移動に使う道路にもよりますが、狭い道や人通りの多い道を通る場合は特に「リュックの幅」に注意。横幅が広すぎると人にぶつかったり通れなかったりして動きづらく、中にいる猫にも不安な思いをさせてしまいます。
自転車×公共交通機関を使って移動する場合などもあるかと思いますが、その場合も混雑度合を考え周りに迷惑とならないよう、なるべく横幅の広すぎないものを選ぶようにしましょう。
車|シートベルト固定、飛び出し防止ベルト付きで安全を確保