「湯シャン」は髪に大ダメージ! 抜ける前に知りたかったAGAの真実

シャンプー使わない「湯シャン」で薄毛が進行も 抜け毛、1日200本超はAGAが進行か

記事まとめ

  • 1日の抜け毛の本数が200本から300本となると、AGAが進行しつつあると考えられる
  • シャンプーのしすぎは脂性の原因になるが、シャンプーを使わない「湯シャン」も悪影響
  • 帽子を被りつづける職業の人は、頭皮が蒸れる環境にさらされるため、薄毛のきっかけに

「湯シャン」は髪に大ダメージ! 抜ける前に知りたかったAGAの真実

薄毛は治療が可能です――。これまでは遺伝だと諦めてしまっていた薄毛ですが、現在の医学では、お薬による治療ができるようになりました。「AGAスキンクリニック」は、全国で50院を展開する発毛・育毛クリニックです。今回は、新宿駅前院・院長の西垣匠医師に、薄毛治療の最前線について語っていただきました。

※編集部より:今回のインタビューは「三密」を徹底的に避けて行いました。

■AGAは早め早めの対策が重要

新保 このインタビューが掲載される「NewsCrunch」は、ビジネスマンの読者が多いので、AGA(男性型脱毛症)治療に関心がある方もたくさんいらっしゃると思います。あらためてAGAとはどういうものなのでしょうか。

西垣 日本語で言うと「男性型脱毛症」で、男性特有の薄毛のことです。額の生え際、あるいはてっぺんのあたりから進行するケースが多いです。症状はそのどちらかだけという方もいらっしゃいますし、複合的に発症する方もいらっしゃいます。AGAは進行性のものなので、早めに対策を始めて、進行を抑えることが重要です。治療はお薬を処方します。

新保 現在、こちらのクリニックに通われている患者さんの年代層は、どのあたりが多いのでしょうか。

西垣 20代から30代の方が、世代としては多くなっています。もちろん、それだけでなく10代後半の方、40代や50代の方、もうすこし高齢の方もいらっしゃいます。

新保 実は今となりにいる32才の編集担当も、最近悩みを抱えているのだそうです。ある日、抜けた髪がフローリングにたくさん落ちているのに気づき、ショックだったとか。

▲抜け毛に悩む編集担当の悩みも、院長に聞いてもらいました

西垣 1日の抜け毛の本数は、重要な指標になります。50本から100本くらいなら、気にしなくてもいいレベル。それが1日200本から300本となると、AGAが進行しつつあると考えられます。不規則な生活や、不摂生からくるストレスも原因になっているかもしれませんね。

薄毛はいったん始まると、ずっと進行し続けてしまいますが、最初からすごいスピードで進行するという方は、めったにいません。最初はスローペースなので、その段階で気づく方はほとんどいないんです。抜け毛の本数が多くなっていたり、地肌が目立ってきたりして初めて気づくのですが、気づいた時にはかなり進行していた、という方が大半なんですね。

その場合の治療は、進行を抑えるためのお薬が最優先になります。現状を維持したいというのであれば、そのお薬だけで十分だと思います。ただ、ある程度進行してしまっている方だと「生やしたい」という、お気持ちの方も多くいらっしゃいます。その場合は、進行を抑えるお薬だけでなく、生やすためのお薬を加えます。これが基本的な治療です。

新保 それをうかがうと、対策は早ければ早いほどいいのが分かります。

西垣 薄くなってからの期間が長くなればなるほど、戻すまでに時間がかかります。そういう意味で、早い段階のほうが戻す手間がかからない、戻す期間が短くて済む、という言い方はできますね。

■薄毛になるのは遺伝以外の要因も大きい

新保 「薄毛は遺伝」というイメージも強いです。

西垣 確かに、薄毛になりやすい遺伝的要素というのはあります。基本的には男性ホルモンからできあがる、薄毛の原因物質が多ければ多いほど、薄毛が進行していきます。あとは環境、とくにストレスや過度なヘアケアなどが薄毛の原因になります。

ストレスは目に見えませんが、頭皮にも悪影響を及ぼしています。例えば、学生から社会人になったときなど、そういった生活環境が変わるときには影響を受けやすいようです。

新保 私の知人にも、海外生活が始まったタイミングで薄毛になった方がいます。ありがちなことなんですね。

▲新保さんの知人は、海外生活が始まってから抜け毛に悩まされたという

新保 私は、スポーツ選手にインタビューすることが多いのですが、野球選手は帽子を被っているから、サッカー選手はヘディングをするから、それぞれ薄毛になりやすいという噂を聞きます。本当でしょうか。

西垣 帽子は確かに影響があるかもしれません。自衛隊・消防・警察・駅員といった、日中に常に帽子を被りつづける職業の人は、頭皮が蒸れる環境にさらされていますよね。現在は、ある程度の通気性がある帽子も採用されているとは思うのですが、蒸れをゼロにはできないでしょうから、頭皮に菌が繁殖しやすい環境となり、薄毛のきっかけになることはあると思います。

ヘディングが影響するかは分かりませんが、それより、長時間炎天下で練習をするなど、紫外線が影響している可能性がありますね。

シャンプーのしすぎが脂性の原因になる

新保 過度なヘアケアも、薄毛の原因になるとのことでした。シャンプーのしすぎが、薄毛に悪影響を与えるという話を聞きましたが、事実でしょうか。

西垣 はい。実際、ヘアケアで頭皮を痛めてしまっている方が多いんですよね。シャンプーだけでなく、ヘアケア商品は用法用量を守って使わなくてはいけません。

汚れが気になるからと、シャンプーを1日3回も4回もすると、頭皮を守る皮脂を、そのたびに落としてしまうことになります。すると体のほうでは、出しても出しても脂が足りず、頭皮を守れない状態になってしまい、異常なほど脂っぽくなってしまいます。それでまた洗ってしまう。この繰り返しが、頭皮トラブルにつながってきます。

皮膚に対して、大きなダメージを与えてしまいますので、シャンプーのしすぎはよくないです。夏なら1日2回くらいなら問題ありませんが、それ以外の時期は1日1回で十分です。

もちろんシャンプーをしないのもよくないですが「湯シャン(シャンプーを使わずお湯だけで洗髪すること)」もよくありません。「水と油」では溶け合いませんから、毛穴の脂汚れは落とせません。頭皮を清潔にすることができず、薄毛の進行につながってしまいます。

新保 なるほど。商品名はともかく、どういうシャンプーが薄毛にはいいのでしょうか。

西垣 もちろん薄毛の心配がないのであれば、市販のものであれば、どれを使ってもいいと思います。しかし薄毛で悩まれている方は、頭皮トラブルを抱えている方が多いので、できれば「育毛」や「スカルプケア」に効果的なシャンプーを、使っていただいたほうがいいと思います。当院でも、育毛に特化したシャンプーを販売していますので、一度試していただけたらと思います。

【公式】AGAスキンクリニック|薄毛・抜け毛治療は専門病院で( https://www.agaskin.net/ )

■お話を聞いた人

西垣 匠 (にしがき たくみ)?

AGAスキンクリニック 新宿駅前院院長。大阪医科大学卒業後、順天堂大学附属順天堂医院に勤務後、 2013年よりAGAスキンクリニックでの勤務を経て、 2018年よりAGAスキンクリニック新宿駅前院の院長を務める。

■聞き手

新保 友映(しんぼ ともえ)

フリーアナウンサー。山口県岩国市出身。青山学院大学卒業後、ニッポン放送にアナウンサーとして入社。『ニッポン放送ショウアップナイター』『板東英二のバンバンストライク』などでプロ野球の現場取材などを長く担当。その他『オールナイトニッポンGOLD』『高嶋ひでたけのあさラジ!』『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』『三宅裕司サンデーハッピーパラダイス』などニッポン放送の看板番組を務める。2018年6月よりフリーアナウンサーとして活動を開始。プロ野球の取材・コラム執筆、経営者のインタビュー、イベントの司会など、幅広く活躍している。
所属:B-creative agency ( http://bca-inc.jp/ )
出演:『大石久和のラジオ国土学入門』(ニッポン放送)? https://www.1242.com/kokudogaku/

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