『全国ノーマスクピクニック』が炎上 主催の発表に「危険すぎる」「今は早い」

私たちの日常を一変させた、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。

2020年2月頃から日本で感染が拡大し、およそ1年が経った2021年4月現在も終息する見込みは立っていません。

コロナウイルスと共存すべく、マスクの着用や消毒などの感染対策が重視され、『ニュー・ノーマル』の生活が求められています。

■『全国同時ノーマスクピクニックデー』が議論に

2021年4月19日、有志による企画『全国同時ノーマスクピクニックデー』がTwitterで話題になりました。

同企画は、同年5月1〜2日に東京都や神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、大阪府、京都府、兵庫県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県などの公園でマスクを外した参加者が集い、ピクニックを行うというもの。

ウェブサイトでは「同じ想いの人たちがつながり合い、新鮮な空気を吸って、素顔で笑い合い、楽しく遊びませんか」とつづられています。

※写真はイメージ

Twitterで同企画は拡散され、多くの人から「危険だからやめてほしい」「医療機関に迷惑がかかる」などの批判的な声が相次ぎました。

■批判を受け、主催者が中止を発表

同年4月20日、主催者はウェブサイトを更新し、同企画の中止を発表。

中止を決定した理由について、このようにつづっています。

予期せぬ形での拡散・報道により、個人的な誹謗中傷なども多く見られたため、参加者の身の安全を考慮した結果、今回の企画においては全面中止とさせていただきます。

お互いの表情が見えないことで心身に影響が出ている子ども達、マスク依存症になってしまった子ども達、今まさに顔認知を養っている赤ちゃんのために、マスクのない世界に少しでも居させてあげたい。

これが企画者・賛同者の想いです。

コロナ騒動に疑問を持たず、過剰な感染症対策を受け入れることは、子ども達の成長に大きな悪影響を及ぼすと考え、今回のイベント発起にいたりました。

子ども達の笑顔・日本の未来のために、これからも私たちは信念を持って、歩み続けます。

一刻も早く皆さんに、自由に楽しく、笑顔満開で過ごせる元の生活が戻ってくることを願っています。

全国同時ノーマスクピクニックデー ーより引用

中止が発表されると、Twitterでは『全面中止』がトレンド入りする事態に。

多くの人から、同企画が中止された経緯について、いろいろな意見が上がっています。

・確かに、日常は戻って来てほしい。でも「今の時期にやるのが本当に子供のためなんだろうか」と思ってしまう。

・ただでさえ感染が拡大して医療機関が大変なことになっているから、医療従事者に負担をかけることはやめてほしい。

・「誹謗中傷を受けたため」で終わるのではなく、反対意見も聞いてほしいな…。

しっかりと対策をした上で家族とピクニックをすること自体は、さして問題はないでしょう。しかし、マスクを外した状態で生活圏の異なる不特定多数が集まると、感染リスクが高まってしまいます。

また、大阪府や東京都では感染者が再び急増し、政府が緊急事態宣言の発令を検討している段階です。

「早くマスクのいらない日常が戻って来てほしい」という気持ちは、多くの人が抱いているはず。

笑顔あふれる生活を取り戻すため、一人ひとりが気を引き締めることが求められています。


[文・構成/grape編集部]


出典
全国同時ノーマスクピクニックデー

関連記事(外部サイト)

×