消えた配達済みの『置き配』 真相に「これ自分もあった」「そういうオチか!」
2023年09月14日 16時50分grape
家にいながら、ウインドウショッピングの感覚で買い物ができる通販は、ネットが発達した現代ならではの方法。
しかし、購入した後は荷物を受け取る必要があるため、ひと昔前までは「なかなか予定が合わない」という悩みをよく耳にしました。
そんな現状を大きく変えたのが、置き配サービス。不在時でも、玄関の前や宅配ロッカーなどの指定場所に荷物を置いてくれるため、外出の多い人でも安心して荷物を受け取ることができます。
■配達されたはずの『置き配』がない!
配達員として長年働いていた、ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんが描いたのは、宅配便の利用者から寄せられたエピソード。
置き配サービスでは、荷物の配達を通知する際、確認のために置いた場所の写真を送付してくれることがありますよね。
しかし、利用者の女性が非対面で荷物を受け取ろうとすると、玄関の前に届いているはずの荷物がなく…。


送られてきた写真には、確かに自宅の玄関が写っているはず。しかし、女性はハッとしたのです。
「これってもしかして…別の部屋の玄関…!?」
集合住宅は、どの部屋も基本的に玄関が似たような構造になっています。ドアも同じ物が使われているため、女性は写真を見ても、ほかの人の玄関ということに気付かなかったのです。
ゆきたさんによると、これは『置き配のミスあるある』なのだとか。実際に、こういった体験談は利用者側からも多く寄せられるといいます。
その原因は、表札を出していない家庭が多いという点もあるでしょう。プライバシー保護の観点から表札に名前が書かれておらず、配達員がミスに気付きづらくなっているそうです。
配達員側と利用者側どちらも『あるある』なエピソードに、「これ自分もあった!それも3回」「そういうオチか!盗まれたのかと思った」といった声が上がっています。
同じ番地に複数のマンションが建っているケースもあるため、マンション名が省略されていると、誤配送につながりやすいのだとか。
こういったケースを減らすためにも、荷物を送ったり受け取ったりする際は、正しい住所を入力するように心がけたいですね。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- @kosukeyukita
置き配よりも前に、階を間違えた酔っ払いが玄関をドンドン叩いていたので、 開けて出てやったら、ようやく間違いに気づいたようで、 平謝りに帰っていったのは下の階の住人。 笑う。 たぶん同じようなマンション、そして建売住宅でも起きているはず(笑
私が経験した話で言うと、 私のマンションは2戸ごとの戸別階段なのですが、 風の強い日に、軽い荷物だったようで、階段に飛ばされていたのがありました。 更に風が吹けば、充分他の家の戸口の前まで行った感じです。 ラベルを見ればどの家宛てかはわかるので、 とりあえず、配達先の戸口まで運んでおきました また飛ばされるかもしれませんが、こちらも出がけだったので。
個人情報保護とかで表札を出さない、名前を表示しないなどの例が増えると、玄関だけでなく仮に集合住宅で各部屋ごとの宅配ボックスが設置されていたとしても、同じような事例はありそうですね。 宅配ボックスだと例えよその部屋の住民が悪意を持って持ち去るところが監視カメラ等に映っていたとしても、その部屋の住民の正規の荷物だと思われるだけで何の証拠も残らないわけだし。 よその玄関前への置き配でも同じようなことが言えるかも。 個人情報保護も大切だろうけど、配達員の誤配防止のためにもやはり通販を利用する人は正しい住所や名前の表記をしておくべきでしょうね。