和歌山「湯の峰温泉公衆浴場」世界遺産「つぼ湯」そばの温泉施設が2022年4月リニューアルオープン!

熊野古道沿いにある「湯の峰温泉公衆浴場」が今年4月にリニューアルオープンしました。すぐそばには世界遺産の「つぼ湯」があります。

一般湯、くすり湯、家族湯が完備。紀州材を活用し、木のぬくもりを感じられる温泉施設に生まれ変わりました。公衆浴場は日本国内でも貴重な世界遺産の温泉「つぼ湯」とともに利用できますよ。

写真:2022年リニューアルオープン!湯の峰温泉公衆浴場

■世界遺産に登録された神秘の温泉「つぼ湯」

湯の峰温泉は、熊野本宮大社へ続く熊野参詣道の一つ中辺路沿いにある日本最古の温泉です。1800年もの歴史がある温泉に古くから熊野詣に訪れる人たちが身を清めたり、旅の疲れを癒すために立ち寄っていたそうです。現在では小さな川沿いに10数件の宿が軒を連ね、古い温泉街の情緒あふれるスポットです。

その中心にあるのが小さな小屋の中にある「つぼ湯」と公衆浴場です。

写真:熊野参詣道の一部として世界遺産に登録されているつぼ湯(提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟)

つぼ湯は天然の岩風呂を囲っただけのシンプルな作り。湯舟の底から温泉が自然に湧出するという大変貴重な形態の温泉なんです。そして日によっては透明、白色、グレー、ブルー、ブルーグレーなど、1日に7回お湯の色が変化すると言われている大変ミステリアスな温泉でもあるんですね!

また参詣道の一部として世界遺産に登録もされています。世界遺産に入浴できるなんて貴重な体験ですよね。1グループ30分の交代制での入浴は大人気!土日には数時間待つこともあるようです。

泉質はお肌に優しい重曹と保湿成分のある硫黄泉。湧出したばかりのフレッシュな温泉に入れるため、美肌効果も高いそうですよ。

■リニューアルされた湯の峰温泉公衆浴場

写真:気持ち良い木を基調にした造りの一般湯

つぼ湯から約40mのところにある「湯の峰温泉公衆浴場」は2020年8月からの工事を終え、今年の4月リニューアルオープンしました。つぼ湯の入浴料で公衆浴場も利用することができますよ。

約250㎡の平屋建ての建物には、一般湯、くすり湯、家族湯の3つがあります。

リニューアルにより、加水して温度調整されている一般湯には>43度前後と40度前後と2種類の温度の浴槽が完成しました。シャワースペースは4つあり、シャンプーとボディーソープも完備。

また、くすり湯では加水していない源泉そのままの温泉を楽しめます。そのため、より高い効能があると言われています。(くすり湯では、石鹸、シャンプーなどは使用できません。)30分貸切で利用できる家族湯もあり、プライベートに温泉を楽しむこともできます。

写真:冷ました源泉に入浴できる「くすり湯」

つぼ湯、家族湯、くすり湯の入浴料で一般湯にも入れます。せっかくならより効能の高いくすり湯、そして世界遺産のつぼ湯にも入ってみたいですね!

公衆浴場、つぼ湯ともに公衆浴場で受付・支払することができ、湯の峰温泉地内にある公共の駐車場を利用できます。

■歴史ある温泉の恵みを満喫

つぼ湯近くの川沿いに降りて行ったところに90度の熱い温泉が湧き出ている「湯筒」があり、そこでは温泉の熱で野菜や卵を茹でて食べることができるんです。秋には栗も茹でて食べられるそうですよ。

卵や野菜などは近くの売店で販売されているので、つぼ湯の待ち時間が長かったらあつあつの温泉卵を作って食べるのもおすすめです。

湯筒のそばには湯筒地蔵が見守っています。湯の峰温泉につかって子宝を授かったところから「子宝地蔵」とも呼ばれれているのだとか。

また、公衆浴場には温泉くみとり場が設置されていて、温泉水を持ち帰ることもできるようです。温泉水は飲むことでも慢性消化器病、糖尿病、痛風、慢性婦人病に効能があるそうです。

神秘的な雰囲気が漂う熊野本宮大社へ続く熊野古道。参拝した後は温泉でたっぷりパワーチャージしてみてはいかがでしょうか。

(まとめ・文:mashiro、編集:hotspring727)

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