幻想的!「一瞬の宇宙」を捉える星空写真家KAGAYAのベスト写真集

Twitterフォロワー数87万人超えの星空写真家&プラネタリウム映像クリエイターKAGAYA (カガヤ)さんのベスト版写真集が刊行された。

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画像は、『Starry Nights── The Best of the Best』(河出書房新社)

KAGAYAさんは、星空の一瞬の美を永遠に残すために、シャッターを切る。2020年7月に撮影された習志野隕石の火球の撮影では、総動画再生回数2000万回を超え、その臨場感やクオリティーの高さが注目された。

そんなKAGAYAさん初のベスト版となる『Starry Nights── The Best of the Best』(河出書房新社)では、5冊の既刊写真集とカレンダーの中で、KAGAYAさん本人が厳選した150枚を収録した。もちろんその中には、本写真集のための新作も!

写真集は5つのパートで構成されている。第1パートは、星空の四季をとらえた「めぐる星の季節」だ。

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「めぐる星の季節」より

第2パートでは、「見上げれば、見守り照らす月」と題し、毎日のように表情を変える月にフォーカスしている。

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「見上げれば、見守り照らす月」

第3パートの「天の川を追う星の旅」では、北十字から南十字をたどる世界中の星空へ読者を誘う。

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「天の川を追う星の旅」より

第4パートは、「北極光と南極光」がテーマ。オーロラの神秘に魅せられる。

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「北極光と南極光」より

結びの第5パートでは、「一瞬の宇宙」をその目に焼き付けよう。「夜空は頭上に大きく開かれた、宇宙を見渡す窓」とあるように、私たちは、雄大で謎めいた遥かな宇宙の下で生きているのだ。

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「一瞬の宇宙」より

都心では、なかなか見られない美しい星空。忙しさに追われる生活を送っていると、宇宙の魅力に思いをはせる余裕もない。本書のページを繰れば、私たちの頭上には、実はこんなにも美しい星空が広がっているのだと気づかされる。

KAGAYAさんは、1968年、埼玉県生まれの星空写真家・プラネタリウム映像クリエイター。「デジタルペインティング」の世界的先駆者として名を馳せたのち、2006年にプラネタリウム番組『銀河鉄道の夜』を手がけた。その作品は、国内外問わずに累計100館以上のプラネタリウムで上映され、観客動員数100万人を記録した。2010年には、デジタル一眼レフカメラの飛躍的な性能の向上をきっかけに、暗い星空と風景を短時間(数秒〜30秒)で撮影するという現在のスタイルを確立し、星空写真家としても活動するようになった。

主な著作には、画集・画本『スターリー テイルズ』『ステラ メモリーズ』『画集 銀河鉄道の夜』『聖なる星世紀の旅』、写真集『星月夜への招待』『天空讃歌』『悠久の宙』『星と海の楽園』『天空への願い』、フォト&エッセイ『一瞬の宇宙』などがある。

天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番はKagayayutaka(カガヤユタカ)と命名された。

※画像提供:河出書房新社

(BOOKウォッチ編集部)

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