助産師が教える「質の良い卵子を3カ月かけて育てる方法」とは?

ネットや口コミの情報を集めて妊活を始めたものの、どれも効果が見られない。不妊治療をしてもなかなか授からず、先が見えない――。

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現役助産師の浅野和代さんは、そうした女性の悩みに寄り添い、「妊娠しやすい身体づくり」の方法を一冊の本にまとめた。それが、『本気で授かりたい人のための妊活レッスン』(自由国民社)だ。

 

助産師である私は、ふだん、妊娠・出産の専門家としてだけでなく、ママやパパに赤ちゃんのお世話のしかたを指導したり、赤ちゃんの健康や成長を管理するなど、新しい命の育みのお手伝いもしています。この本は、そうした活動をしている助産師の視点から、赤ちゃんが欲しいと願う方のために、妊娠が成立しやすい生活を「育卵」という視点で書いたものです。――著者からのメッセージ

 

本書では、浅野さんが「育卵(=妊娠しやすい卵子を育てること)」を解説していく。基本となるのは、「早寝早起き、良い朝ご飯」だ。他にも、睡眠やたんぱく質摂取に気を付けるなど、自分の身体をしっかりケアすることが大切だと説く。

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さらに、血流やリンパの巡りを良くするためのエクササイズやマッサージ、パートナーとの温度差を感じたときのマインドセットの方法も紹介している。

 

??育卵生活は赤ちゃんを育てるのと同じ

 

浅野さんは、知り合いの医師や不妊治療の現場で働いている助産師仲間から意見を聞き、短期集中で妊娠成立する方法を探求してきた。その結果、女性になんらかの原因があって妊娠しづらいケースでは、妊娠成立の一番のカギを握るのは「質の良い卵子を3か月かけて育てること」、つまり「育卵」だという結論に至ったという。詳しい解説は本書に譲るが、浅野さんは「『先が見えない』状況になる前に、いかに短期集中で結果を出すかがポイントです」と語る。

 

本書の目次は以下の通り。

 

第1章 妊娠力を高めよう妊娠成立の5段階不妊って病気なの?不妊治療と妊活をどう受け入れるか ほか

 

第2章 妊娠力を高める生活習慣妊活とは「育卵生活」最初に取り組んでほしいのは今より早寝、今より早起きメラトニンを味方にする方法 卵子が育つ部屋づくり ほか

 

第3章 卵子を育てる食生活育卵中はカロリーで食事をしない酸化と糖化は卵子の敵!ミトコンドリアと食事猫背を卒業してミトコンドリアを活性化 ほか

 

第4章 妊活を成功に導く「妊勝朝食」妊勝朝食の特徴(1)高タンパク質妊勝朝食の特徴(2)抗酸化作用妊勝朝食の特徴(3)抗糖化・抗炎症化作用15分でつくれる妊勝朝食レシピ ほか

 

第5章 血流・リンパ......巡らす力を鍛えよう育卵仕様の腸活で、腸からの恩恵を受けるおっぱいマッサージで女性ホルモン分泌アップ!育卵力には骨盤と股関節が要です! ほか

 

第6章 妊娠を導くためのマインドセットイメージした未来を引き寄せる「妊娠したい!」から「妊娠する!」へ マインド構築7ステップ夫婦の温度差を感じているあなたへ ほか

 どちらかというと、妊活初心者向けの内容に思われるが、生活習慣を見直すことは、元気な赤ちゃんを迎える準備にもつながる。まずは早寝早起き&しっかり朝ごはんで体調を整えよう。

■浅野和代さんプロフィール

 

助産師。大手求人広告会社で営業部隊を切り盛りする名庶務として活躍した後、結婚。ふたりの娘を出産。第一子の妊娠・出産時に育児の大変さに翻弄され、産前の母親教育の必要性を実感し、専業主婦から助産師を目指す。助産師となってから15年間で4,000人以上の赤ちゃんをとりあげてきた。女性が母親になる過程におけるさまざまなクライシスを解決することに使命を持つ。最初に直面するクライシスである不妊を解決するにあたり「質の良い卵子を育てる=育卵」という考えを提唱。妊娠成立だけでなく、妊娠中の子宮内環境が生まれてくる子の健康にも影響すると確信して活動している。現在は、助産師の経験や知識を活かして妊活中から出産後1歳の誕生日を迎えるまで女性に寄り添い、継続した学びとケアの場を提供。不妊に悩む女性に対しては「妊活コーチ」として活動し、多くの女性を出産へと導いている。FacebookやInstagramで妊活サポートの一環として「妊勝朝食」を投稿し続けている。また、大学生向けに「妊娠適齢期を含めた大学生のためのライフキャリアデザイン」をテーマに講師としても登壇している。

※画像提供:自由国民社

(BOOKウォッチ編集部)

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