洗濯機「標準コース」でいつもと違う仕上がりに。汚れ落ちやにおい残りを解消するには?

 洗濯機の使い方や洗剤の量を間違えていなくても、汚れを落としきれていない、ニオイ残りがあるかもと気になるときがある。でも、洗い終わったら干さなくちゃということで、そのままにしていることはないだろうか。

 そんな悩みを解決してくれる『洗濯表示でバッチリ おうちで極上!洗濯術』(NHK出版)が発売された。

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 著者は、国家資格クリーニング師で洗濯家の中村祐一さん。本書には、洗い上がりが大きく変わる注意点をはじめ、よりよい洗濯のヒントがたくさん掲載されている。「うまく汚れが落ちない」「ニオイ残りがある」という悩みや、「洗ったら縮んでしまった」といった失敗を解消して、お気に入りの服を長持ちさせよう。

??洗濯表示記号がわかれば、汚れもニオイもどんどん落ちる

 衣類を洗濯機に入れる前に、衣類についているタグを確認しているだろうか。このタグには、洗濯方法や取り扱いの注意点などが記号で表示されている。いわゆる「洗濯表示」だ。

 2016年に、この洗濯表示が国際規格に合わせたものに変更されたのをご存じだろうか。従来の「手洗い」「ドライ」などの日本語表記はなくなり、洗濯の方法が絵と数字のみの表示になったのだ。

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 表示の仕組みさえわかれば読み解くのは簡単だという中村さんが、各表示についてわかりやすく解説している。ここをきちんと押さえるだけで、洗濯術をバージョンアップできるので、学んでおきたい重要ポイントだ。

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??洗いの水量を増やすと、よりきれいに、ニオイ残りも解消する

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洗濯時の水の量に気をつけて!

 本書では、具体的な洗濯の方法も丁寧に解説している。ここで、テクニックをひとつ紹介しよう。普段の洗濯は、洗濯機の標準のコースでスタートボタンを押すだけにしていないだろうか。

 標準コースを選びつつも「洗いの水量を増やす」と、さらに綺麗になり、ニオイ残りも解消されると、中村さんはいう。

 最近の洗濯機では洗い・すすぎの水量が少ない洗濯機が増えているので、自動運転だと汚れを落とすのに十分な給水がされない場合があるのだ。

 そこで、あなたの家の洗濯機をチェックしてみよう。自動給水が終わったら、洗いが始まる前に一度運転を止め、洗濯槽内を確認。もし、中の衣類にまだぬれていない部分があるような状態なら、水位変更のボタンを使うなどの方法で、手動で水量を増やすのがオススメだ。また、このときに衣類に合わせて洗剤の量を増やすと良い。

 操作方法は機種によって異なるが、洗濯がうまくいかないときは水量を増やすだけでも解決するかもしれないなんて、驚きだ。

 本書の目次は以下の通り。

はじめに 衣類を傷めずきれいに洗う基本の洗濯のポイント/洗濯機についてPART 1 洗う前の準備 自分の衣類のタグを見てみましょう/洗濯表示を見ながら実際に洗濯物の仕分けをしましょう ほかPART 2 標準コースで洗う 洗剤の特徴を知り、上手に使い分けましょう/実際に洗濯をしていきましょう ほかPART 3 やさしいコースで洗う デリケートな衣類にはおしゃれ着用洗剤を/洗濯ネットを上手に使って衣類へのダメージを軽減しましょう ほかPART 4 手洗いをマスター ウールのセーターを手洗いしてみましょう ほかPART 5 漂白をマスター 漂白剤の特徴を知り、上手に使いましょう/Tシャツのシミ・ワイシャツの黄ばみを落としましょう ほかPART 6 乾燥をマスター 仕上がりに差がつく3つのポイント/アイテムに合った干し方で乾燥させましょう ほかPART 7 アイロンの使い方 アイロンでシワが伸びる仕組みを知りましょう/アイテム別にアイロンがけのコツを覚えましょう ほかPART 8 究極の洗濯に挑戦 白いシャツを白く 白いものだけをまとめて洗ってみましょう ほか

 他にも毎日の洗濯で活用できるテクニックが満載だ。洗濯スキルを上げて、衣類を清潔にするだけでなく長持ちさせよう。

 本書はNHKで2月28日から放送される「まる得マガジン 洗濯表示でバッチリ おうちで極上!洗濯術」のテキストだ。テキストを手に番組を見ると、よりマスターできるのでは。

 

※画像提供:NHK出版

(BOOKウォッチ編集部)

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