ロシアの若い世代は何を思う? アエラが「ウクライナとロシアの現実」を特集

 3月7日発売の「AERA」2022年3月14日号(朝日新聞出版)では、巻頭でロシアによるウクライナ侵攻を総力特集している。多彩な識者の分析で、何が起きているのかを多角的な視点で理解できる。

 池上彰さんの巻頭言に始まり、14人の識者が「プーチンの論理」「ゼレンスキーの評価」「二つの国の歴史」「核を巡る秩序」「国連の役割」「ネットでの情報戦」などについて分析している。

 池上さんは冒頭で、「まさか21世紀になって、こんな光景を見ることになるとは」と驚き、「国連は何をしているんですか」という多くの人々からの質問に、「安保理には5か国の常任理事国があり、拒否権を持っていることを学校の社会科で習ったでしょう」という答えしか持たないことに、無力感を感じると嘆く。そのうえで、いま後悔しているのは、「ロシアの数々の暴挙に、もっと前から国際社会が毅然たる態度をとるべきだったということだ」と語る。

??声が届かないことが、どれだけ怖いことにつながるか

 14人の識者の筆頭は、プーチン大統領と4回会った経験のある参議院議員の鈴木宗男さん。「今回の侵攻は認められないのが前提」としたうえで、これまでの米国やウクライナのゼレンスキー大統領の対応が軍事侵攻を招いた側面もあるとし、「ここに至るにはそれなりの経緯がある、ということを知ってもらいたい」と「プーチンの論理」を分析する。

 一方、ロシアに生まれ、5歳から日本で暮らしているタレント・コラムニストの小原ブラスさんは、プーチン不支持が多い若い世代に、一方的な「政治発信」は通用しないと指摘。ロシアに住む友人と話していても、みんな(侵攻は)「反対」と口をそろえるという。政治に関心の薄い日本の若い世代に向けて、こうメッセージを送る。

 「選挙ってどれだけ大事かわかるやろ」ということを伝えたい。ロシアも日本と同じ少子高齢化なので、若い世代の票がどれだけ集まっても高齢世代を下回ってしまうという側面があります。でも、どこの党が正しいとか、どこが良くないとかではなく、声が届かないことがどれだけ怖いことにつながるか、ロシアの今の状況を見て考えてほしいです。

??KinKi Kids「ふたり」であることの意味とは?

 表紙は、デビュー25周年を迎えるKinKi Kidsの堂本光一さんと堂本剛さん。4ページにわたるカラーグラビア&インタビューでは、3月16日に発売を控えたシングル「高純度romance」についてはもちろん、「ふたり」であることの意味について語った。

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 1997年7月に、シングル「硝子の少年」とアルバム「A album」を同時発売してデビューしたKinKi Kids。アニバーサリーイヤーとなる今年は企画が目白押しだ。本誌でのインタビューでは、1月1日の東京ドームコンサートの話題から始まる。舞台で発表された「二人で一緒に曲を作る」プロジェクトについても、「初めて一緒の空間にいてせーので曲を作りました」などと語る。

 新曲「高純度romance」については、「ふたり」だからこそ生まれる「KinKi Kidsの表現」へと話題が広がる。「二人にしかできない表現がまだまだある」とファンには嬉しい一言も。詳細はぜひ、本誌を確認いただきたい。

 また、月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」では、引き続き、平間至さんが登場。今回は、キッチンでの料理シーンを題材に、自然光を生かした室内での撮影方法を紹介。窓を背景にして人物を撮影するときに、顔が暗くなってしまい残念な思いをした方も多いのでは? 光のバランスの取り方を知れば、大きく改善されるはず。

 King Gnu井口理さんがホストを務める人気の対談連載「なんでもソーダ割り」は、俳優の菅田将暉さんをゲストに迎えたアラサー男子トークの4回目を迎える。今回は「夢」について語る。

 そして、注目の起業家を紹介する短期連載「起業は巡る」の第3シーズンも必見だ。個人事業主や中小企業と人々のニーズをマッチングする「ミツモア」を起業した石川彩子さんが登場する。

 その他にも気になる記事が満載だ。

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※画像提供:朝日新聞出版

(BOOKウォッチ編集部)

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