コンビニ店長やデザイナーになって算数思考を身につける「おしごと」ドリル

 「りんごが10個あります。太郎さんが3個、花子さんが2個食べました。残りはいくつでしょう?」

 「クラス対抗で玉入れをしました。1組は30個、2組は25個、3組は10個。結果をグラフで表しましょう」......

 こんなふうに、小学校の算数の問題は子どもたちに身近な話題を例にしている。でも、家にりんごが(奇跡的に)きっかり10個あったとして、残りを計算してどうするのか、玉入れの結果をグラフで表して何の役に立つのか、ピンとこない子も多いだろう。

 6月9日発売予定の学研プラス発行の小学生向け参考書、『おしごと算数ドリル ビジネス×計算』『おしごと算数ドリル デザイン×図形』は、タイトル通り、実際のおしごとの場面で算数を使うことで、身のまわりの生活や社会の中で、算数的な見方や考え方をどう役立てることができるのかを、楽しみながら実践的に学ぶことができる問題集だ。

??■『ビジネス×計算』 〜計算を駆使してコンビニを経営〜

 コンビニ店長のお手伝いを通して、利益などの計算方法やグラフを用いた分析方法、経営的な視点などを学ぶ。本書の後半の章では、読者の子ども自身がやってみたいお店のアイディアを考え深めていく「探究」型のワークに挑戦する。

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▲入荷すると在庫は増え、売れると在庫は減る。たし算やひき算が意味するものを実感しながら学ぶことができる。

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▲グラフで販売数を分析。何がいちばん売れたかだけでなく、2日間のグラフを比較して、気温による販売数への影響を考察する。

??■『デザイン×図形』 〜図形をいかしてロゴマークをデザイン〜

 『デザイン×図形』では、ロゴデザイナーの卵になって、身のまわりのマークにかくれる図形の性質や作図のしかた、デザイン的な視点などを学ぶ。本書の後半の章では、クライアントの依頼を受け、ロゴマークのデザインを考え試作していく「探究」型のワークに挑戦する。

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▲ロゴマークをつくるための基礎として、定規や方眼、三角定規、コンパスを使った作図のしかたを学ぶ。

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▲どんな図形を組み合わせればどんなかたちをつくることができるのかを考えることで、ロゴマークをデザインするためのヒントを学ぶ。

 小学生から高校生にかけて広く、これからの時代に必要な学びとして注目を集めている「探究学習」。未来を生きる子どもたちには、あたえられた問いに唯一の正解を出すための学びではなく、自ら問いを探して答えを見つけようと試行錯誤する学び(探究学習)の重要性が高まっている。

■著者「エイスクール」について幼児〜高校生に向けた探究学習塾エイスクールを運営。子どもが夢中になって学べるさまざまな学習プログラムをオリジナルで開発。『おしごと算数?』は小学生向け学習プログラムのうちの1つ。2019年度に、同じく同塾の小学生向け学習プログラム『なりきりラボ?』とあわせて、グッドデザイン賞を受賞した。エイスクールの学習プログラムは、全国の50校以上のパートナー校で展開されている。(https://tankyu100.aschool.co.jp/)

画像提供:学研ホールディングス

(BOOKウォッチ編集部)

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