又吉直樹×ヨシタケシンスケの共著が7月発売! その本は......

 夢のコラボが実現する。芥川賞作家でお笑い芸人の又吉直樹さんと、大人気絵本作家のヨシタケシンスケさんによる共著の刊行が決まった。 その本のタイトルは、『その本は』(ポプラ社)。2022年7月発売だ。

『その本は』(ポプラ社)カバー。よく見ると二人の身長差が再現されていて可愛い

『その本は』(ポプラ社)カバー。よく見ると二人の身長差が再現されていて可愛い

ヨシタケシンスケさん(左)、又吉直樹さん(右)

ヨシタケシンスケさん(左)、又吉直樹さん(右)

本の好きな王様がいました。王様はもう年寄りで、目がほとんど見えません。王様は二人の男を城に呼び、言いました。「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。たいていの本は読んだつもりだ。しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を聞きたいのだ。お前たち、世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し出し、その者から、その本についての話を聞いてきてくれ。そしてその本の話をわしに教えてほしいのだ」旅に出たふたりの男は、たくさんの本の話を持ち帰り、王様のために夜ごと語り出した―。(書籍公式サイトより)

 王様の命令にしたがって、たくさんのめずらしい本の話を持って帰り、毎晩かわりばんこに王様の枕元で「その本は......」と語って聞かせる又吉さんとヨシタケさん。二人の持ち前のユーモアセンスと発想力、そして本への愛が炸裂する。いったい、二人からはどんな本の話が飛び出すのか。 「そんな本ありえないでしょ!」と大笑いしてしまう本や、「こんな本があったら面白いかも」とわくわくする本、「確かに、それが本の本質だ......」とグッとくる本まで、個性豊かな本の話が次々と登場する。あなたのお気に入りの本もきっと見つかるはず。そして最後には、又吉さんとヨシタケさんらしい、とっておきの結末が。 いま「本」の世界でもっとも注目されている二人による、笑って泣ける「本」の本。本好きなら、この夏絶対に読みたい一冊だ。

■又吉直樹(またよし・なおき)さんプロフィール1980年大阪府寝屋川市生まれ。吉本興業所属のお笑いコンビ「ピース」として活動中。2015年に本格的な小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞。同作は累計発行部数300万部以上のベストセラー。2017年には初の恋愛小説となる『劇場』を発表。2022年4月には初めての新聞連載作『人間』に1万字を超える加筆を加え、文庫化。他の著書に『東京百景』『第2図書係補佐』など。YouTubeチャンネル【渦】、オフィシャルコミュニティ【月と散文】も話題。

■ヨシタケシンスケさんプロフィール1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年『りんごかもしれない』で絵本作家デビュー。絵本作品『りゆうがあります』『もう ぬげない』、イラスト集『デリカシー体操』、エッセイ『思わず考えちゃう』など多数。MOE絵本屋さん大賞、産経児童出版文化賞美術賞、(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞などを受賞し、海外でも様々な国で翻訳出版されている。近著は『あんなに あんなに』『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』。2児の父。

※画像提供:ポプラ社

(BOOKウォッチ編集部)

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