ツリ目は人の話を聞かない? 人の性格は、顔を見れば99%わかる。

ツリ目は人の話を聞かない? 人の性格は、顔を見れば99%わかる。

人の性格 顔見れば予想可能?

 「人の内面はすべて顔にあらわれる」というのは、どうやら本当らしい。 大きく環境が変わってしばらく経ったあと「顔つきが変わったね」と言われたことはないだろうか。あるいは、その職業らしい顔立ちになる「職業顔」なる現象もある。これは、ライフスタイルや性格によって、表情筋の使い方がかたよるからだ。顔に張り巡らされた20種類以上の表情筋が、その人の性質を映し出し、顔立ちを変えていく。 顔の特徴からその人を分析するのが、「相貌心理学」だ。日本では一般的ではないが、発祥地フランスではポピュラーな心理学で、教育やビジネスなどさまざまな分野で活用されている。顔から人を分析するというと占いのようにも思えるが、占いとは異なる。1億人以上の顔データにもとづいた確固たる学問だ。だから、未来の運勢を見ることはできないが、分析結果は99%的中する。 日本で唯一相貌心理学教授資格をもっている佐藤ブゾン貴子さんが、相貌心理学で自分や他人を理解するための本『あなたの顔には99%理由がある』(河出書房新社)を出している。内容の一部をご紹介しよう。

??目だけでも性格がわかる

 はじめに、簡単なパーツの分析から見てみよう。いまは誰もがマスクをしていて顔が見えづらいが、マスクから出ている「目」だけでも、以下のように多くのことがわかる。

目尻が上がっている   ・・・意志が強く、あまり人の話を聞かない目尻が下がっている   ・・・人の話をよく聞くぱっちりとした目   ・・・好奇心旺盛細い目   ・・・情報を自分で選択したい目と目の間の距離が広い   ・・・好奇心旺盛目と目の間の距離が狭い   ・・・一つのことに集中する

 自分の目や友人の目を観察してみよう。目の特徴と性格は一致しているだろうか。

??顔の12タイプ分類

 パーツには細かい性格があらわれるが、その人の基本的な性質があらわれるのは顔の全体のかたちだ。顔のかたちは「輪郭」と「拡張ゾーン」という2つの要素に分けられる。 輪郭は、正方形または丸形の顔「ディラテ」と、長方形または楕円形の顔「レトラクテ」の2種類だ。いずれもフランス語で、「ディラテ」は膨張・外向きの力、「レトラクテ」は縮小・内向きの力などの意味がある。それぞれの輪郭をもつ人の性質は以下の通りだ。

ディラテ(正方形・丸)   ・・・エネルギッシュで外向的レトラクテ(長方形・楕円)   ・・・体力があまりなく内向的

 輪郭を見るときは、必ず前髪を全部上げ、額のはじまりから顎先までの形を見てほしい。

 次に「拡張ゾーン」だが、これは顔のうち大きく広がっている部位だ。目より上、目から口の上まで、口より下の3つのゾーンがあるが、ざっくり額・頬・顎だと思ってほしい。 まず額が広い、いわゆるでこっぱちの人は「思考ゾーン」。知的好奇心が旺盛で、理想主義的な面もある。次に、頬骨が出っ張っている、頬の肉付きがいい、頬が広いなど頬のインパクトがある人は「感情ゾーン」。その名の通り感情豊かで、コミュニケーション欲求が高い。最後に、顎が広くどっしりしている人は「活動ゾーン」。生命活動の基本である食欲にかかわるこのゾーンがしっかりした人は、合理的な現実主義者だ。

思考ゾーン(額が大きい)・・・知的な理想主義者感情ゾーン(頬が大きい)   ・・・感情豊かで人が好き活動ゾーン(顎が大きい)   ・・・合理的な現実主義者

 3種類のゾーンに加え、2つのゾーンが同じくらい広い「二重拡張」が、思考・感情、思考・活動、感情・活動の3種類ある。二重拡張は、各ゾーンの特徴を2つあわせもっているということになる。以上、2種類の輪郭と、3+3=6種類の拡張ゾーンをかけ合わせて、人間の顔は12タイプに分類することができる。 本記事では二重拡張は割愛し、基本的な6タイプの顔を紹介する。細かな解説はぜひ『あなたの顔には99%理由がある』内で確認してほしい。

イラストと表はBOOKウォッチ編集部にて作成

イラストと表はBOOKウォッチ編集部にて作成

??羽生結弦選手はどの顔タイプ?

 たとえば、フィギュアスケートの羽生結弦選手は、楕円型の輪郭で頬骨が出っ張っている「感情レトラクテ」タイプ。表に挙げているレディー・ガガさん、大坂なおみ選手、明石家さんまさんのほか、大谷翔平選手やアンミカさんもこのタイプだ。感情ゾーンで人が好きだけれど、内向的なレトラクテなので、「好きな人だけに愛されたい」という、好き嫌いの激しいタイプ。みんなに同じように好かれたい感情ディラテとは、実は相性が悪いこともある。 キリッとした印象の羽生選手と、華やかなさんまさんやアンミカさんが同じ顔タイプだというのは驚きだが、両者の違いは肉付きや目の大きさなどのパーツにあらわれる。輪郭・拡張ゾーン・パーツを総合して、その人がまるごと見えてくるのだ。 顔から相手の性質がわかると、どう接すればいいのかがすぐわかるようになる。あるいは自分の顔から、知らなかった自分の一面を知ることができる。相貌心理学、とても奥深くて面白い心理学ではないだろうか。

■佐藤ブゾン貴子(さとう・ぶぞん・たかこ)さんプロフィール1975年生まれ。渡仏後、世界で15人、日本人では初となる相貌心理学教授資格を取得。帰国後は、相貌心理学を駆使し、セミナーやセッションなど、幅広く活躍。著書に『人は顔を見れば99%わかる 』など。

※画像提供:河出書房新社

(BOOKウォッチ編集部)

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