宇宙図鑑あるけど欲しい。野口聡一さんが書いた『宇宙飛行士だから知っている すばらしき宇宙の図鑑』
2022年06月24日 11時33分J-CAST_BOOKウォッチ
2022年7月7日、宇宙飛行士・野口聡一さんの著書、『宇宙飛行士だから知っている すばらしき宇宙の図鑑』(KADOKAWA)が発売される。

『宇宙飛行士だから知っている すばらしき宇宙の図鑑』(野口聡一)
総宇宙滞在時間344日超え、3種類の宇宙帰還を達成しギネス認定された、日本を代表する宇宙飛行士の野口聡一さんが、宇宙のふしぎを解説。実体験だけでなく、「そもそもISSってなに?」という宇宙の基礎から、水が使えないので汚れた服は大気圏で燃やす、お風呂はリンスインシャンプーを頭に塗り込む...といったISSでのお風呂・洗濯事情まで幅広く紹介されており、子どもから大人まで楽しんで勉強できる内容となっている。
野口聡一さんコメント 宇宙に関するいろいろな疑問や興味をひくトピックを選んで、できるだけ専門用語を使わずにわかりやすく、イラストや写真も使って解説してあります。もちろん、最新の宇宙に関するデータや、専門家からのアドバイスも受けて、いまの宇宙をまるごと理解するために十分な情報も集めたつもりです。この本を手に取ってくださったあなたも、なにかをきっかけに宇宙に興味を持っていただいたのだと思います。スタートはなんであれ、壮大な宇宙のストーリーに耳を傾け、その未来に思いをはせるのはすばらしいことだと、わたしは思います。この本が皆さんにとって、あらたな宇宙への幕開けになることを望みます。

野口さんが実際に体験した、すばらしい宇宙での生活を紹介

90分に地球を1周する国際宇宙ステーションでは、さまざまな景色が楽しめる

宇宙でもTwitterやInstagramは更新出来る!

太陽系の惑星についても詳しく紹介

意外と大変な宇宙飛行士のお風呂や睡眠、散髪事情も
「図鑑」とはいえ、単行本サイズで手に取りやすい。すでに分厚い宇宙図鑑があるというご家庭にもおすすめ。
【主な内容】◎寒すぎる世界。宇宙の温度は―270℃?◎宇宙から見た絶景◎宇宙の色は黒じゃなくベージュ色!?◎時速2万8000kmの無重力世界◎宇宙で植物は育つのか◎宇宙飛行士の睡眠事情・お風呂事情◎宇宙で散髪、トイレは中々大変◎最新の宇宙服のひみつ◎火星が赤く見えるのはさびのせい◎星の色は何によって変わる?◎2万を超える宇宙ごみの恐怖 etc.
【著者紹介】野口聡一(のぐち そういち)1965年神奈川県生まれの宇宙飛行士。1996年に公募で宇宙飛行士候補に選出。2005年、国際宇宙ステーション(ISS)で日本人初の船外活動を行った。2020年、クルードラゴン宇宙船に搭乗し「世界で初めて3種類の違う宇宙帰還(滑走路、大地、海面)を達成した宇宙飛行士」でギネス世界記録に認定された。2022年「宇宙からのショパン生演奏」動画などでYouTube Creator Award受賞。総宇宙滞在期間は344日を超える。
画像提供:KADOKAWA
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