土用の丑の日。夏バテ解消のうなぎが逆効果に?!

土用の丑の日。夏バテ解消のうなぎが逆効果に?!

夏バテ対策のうなぎ逆効果も

 7月23日は土用の丑の日だ。「夏バテ解消に」とうなぎを奮発する人も多いだろう。しかし、誰もがうなぎで夏バテ解消できるわけではなく、かえってバテてしまうこともあるという。

 健康は頑張る必要ナシ。食べて寝るだけ! 食事と睡眠の簡単な工夫だけで体調を改善する本『病気にならない食う寝る養生』(学研プラス)が発売された。著者・櫻井大典さんは中医学の専門家で、年間4千件もの健康相談に応じている"予約の取れない漢方コンサルタント"だ。 中医学では、とりあえず薬を処方して終わりではなく、「まずは食事と睡眠を改善してみる」ことを重視する。実際、薬に頼らず食事や睡眠を変えただけで、劇的に不調が改善する人が多いそうだ。

 本書では、不調を改善し、病気にならないための食事と睡眠の方法を「食う寝る養生」と名づけ、153の「食う寝る養生」を紹介している。食事と睡眠の改善といっても、あれを食べるなこの時間は絶対寝ろといったストイックな健康法ではなく、「ゆるくて長く続けられる」ものばかりだ。

◼️あなたの健康法、間違いかも?

 「食う寝る養生」をご紹介する前に、"あなたの不調を招いているかもしれない"食事と睡眠を見てみよう。あなたが「健康のために」と思ってしているこれらの習慣、実は不調の原因になっているかも。

□ 1日に水を2リットル以上飲むようにしている□ サラダや野菜ジュース、スムージーなどで野菜不足を補っている□ 毎朝ヨーグルトを食べて腸活している□ 主食を白米から玄米に変えた□ 一年中、決まった時間に起床している□ アイマスクをしてぐっすり昼寝している□ 週末に寝だめして平日の睡眠不足を補っている□ 冷え対策で靴下を履いて寝ている

 これらは、実は誰にでも合う健康法ではない。むしろ、続けると不調になってしまう可能性のある人のほうが多いそうだ。

◼️「今の自分」に合った食事・睡眠を

 「食う寝る養生」で大切なのは、「自分の体調・体質や季節・気候に合った食事と睡眠」。本書で、自分の体調や気候に「合う」とはどういうことか理解し、最適な食事・睡眠習慣を知ろう。

ひとつの方法がすべての人の体に合うということはない。同じ人でもそのときどきによって体調は違う。今のあなたの体に必要なものを食べ、必要なことをするのが重要である。これが、私が基本としている考え方です。(「はじめに」より)

 「食う寝る養生」の一例は、たとえばこんなものだ。

・「何時間寝たか」ではなく、「何時に寝たか」が大事・ダイエットがうまくいかないのは寝不足のせいかも・お酢は摂り方次第で、胃腸の敵にも味方にもなる・揚げ物がこわいのは、高カロリーだからじゃない・極論すれば何を食べたって構いません(食べてNGな食材はありません)・みんなが大好きな"冷たい・甘い・油っこい"とうまく付き合う方法・10kgダイエットに成功したコンビニランチの秘策・夏バテ対策のうなぎで、かえってバテてしまう場合も・病気になりたくなかったら、とにかく10分でも早く寝る・冷えて眠れない人は、睡眠時より日中の習慣を見直そう・季節ごとに最適な睡眠リズムがある

 ここに挙げた項目はほんの一部。詳しい解説や他の「食う寝る養生」をもっと知りたい方は、ぜひ本書をチェックして。

著者・櫻井大典さん

著者・櫻井大典さん

■櫻井大典(さくらい・だいすけ)さんプロフィール漢方コンサルタント。国際中医専門員。日本中医薬研究会会員。漢方薬局の三代目として生まれ育つ。カリフォルニア州立大学で心理学や代替医療を学び、帰国後はイスクラ中医薬研修塾で中医学を学ぶ。中国の首都医科大学附属北京中医医院や雲南省中医医院での研修を修了し、国際中医専門員A級資格を取得。これまで年間数千件の健康相談を受け、延べ4万件以上の悩みに応えてきた。相談者の話をじっくり聞き、不調の根本的な理由を探し、相談者の体質やライフスタイルに合わせたアドバイスをしている。TwitterなどのSNSで発信されるやさしいメッセージと、簡単で実践しやすい養生法も人気を集め、合計フォロワー数は17万人を超える。

※画像提供:学研プラス

(BOOKウォッチ編集部)

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