9月の肌の"夏バテ"をリセット。汗拭きとマスク交換の理想的頻度は?

 大量の汗を噴き出させる記録的猛暑に、口まわりの肌を荒れさせるマスク。今年の夏は、肌にダメージを与える要素が山盛りだった――。

 9月5日発売の「AERA(アエラ)2022年9月12日号」(朝日新聞出版)の巻頭特集は「肌の"夏バテ"をリセットせよ」。夏に傷ついた肌をどうケアしたらいいのかを、専門家への取材を含めて多角的に特集している。

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 今夏は記録的な猛暑で、6月下旬の平均気温の平年差は、1946年の統計開始以降最高だった。皮膚科専門医で「私のクリニック目白」の平田雅子院長によると、そんな強烈な日差しにさらされてきた9月の肌は、いわば"夏バテ"状態にあるという。

 その原因の1つが、猛暑で大量にかいた汗。例えば、朝の通勤時にかいた汗を拭くのが夕方や夜になると、汗はその間、肌にとどまることになる。汗を長時間そのままにしておくと、皮膚に残った塩分が「汗かぶれ」を引き起こしたり、ばい菌が活性化してニキビを作ったり皮膚にカビが生えたりする。

 では、汗による肌荒れを防ぐにはどうしたらいいのか。平田院長は、汗をこまめに拭き取り、同時に保湿することが大切だとしている。

「汗をかいたら長時間放置しないでください。汗は濡れタオルでその都度拭き取るのが望ましいです。通勤で汗をかいた場合は、会社に着いてから汗拭きシートでしっかり汗を拭くと、より効果的です」(平田院長)

 アルコール入りの汗拭きシートが肌に合わない人は、赤ちゃん用ウェットシートなど、アルコールフリーのものがオススメ。汗を拭き取ったところに、市販の乳液やクリームをそっと塗って肌を守れば、まず荒れることはないという。

 今夏の肌荒れのもう1つの原因である、マスクについても取り上げている。自分の吐く息で蒸れたマスク内はニキビができやすい環境で、皮膚にいる常在菌であるアクネ菌が増殖しやすいと考えられている。

 では、マスク内の雑菌が繁殖しないように、マスクを頻繁に交換するべきなのだろうか。埼玉県済生会川口総合病院の皮膚科主任部長、高山かおる医師によれば、そうでもないという。

「気にしすぎなくていいと思います。マスクにどれだけ菌が付着するかを調べた研究によると、マスクには常在菌や一部有害な菌がつくそうです。そのため何日も同じものを使い続けることは勧められませんが、1日1度程度、交換すればいいでしょう。ただ、汗でマスクがビショビショになったときは、すぐに交換すべきです」(高山医師)

 特集では、肌トラブルを悪化させる「時計遺伝子の異常」、中高年男性のスキンケア事情、美容歴27年のスピードワゴン・井戸田潤さんへのインタビューなども掲載している。

◼️表紙に中本悠太

 表紙はK-POPグループ・NCT 127の中本悠太さん。映画「HiGH&LOW THE WORST X」で本格的な演技に初挑戦し、印象的だったこととして「現場が温かかったこと」を挙げている。16歳で韓国に渡った悠太さんは「日本で高校に通っていたら、こんなふうに友達とじゃれ合ったり、喧嘩したりしていたかもしれない」と、"青春"を感じたという。

 月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」のゲストは、町スナップをライフワークとしている写真家の大西みつぐさん。2人で下町の裏路地を歩きながら、再開発で変わりゆく「町の記憶みたいなもの」、「空間の持つ味わいみたいなものを表現する」ことに挑む。連載「松下洸平 じゅうにんといろ」では、松下さんとゲストの林遣都さんが「役作り」について語り合う。

 今号では、以下の記事も掲載。

岸田政権は存亡の危機 「解党的出直し」が必要「旧統一教会との関係究明」は自民党のポーズにすぎない沖縄県知事選の現場を歩く「頼れるのは県しかない」サッカーW杯アジア予選「ぬるま湯」に「就職力で選ぶ大学」独自ランキング宇野昌磨「限界の一歩先」小泉今日子×小林聡美 泥臭くなく、心に染みる佐渡裕×鳴戸親方 音楽も相撲も体で覚える宇宙天気予報士が社会インフラを守る現代の肖像 鈴木蘭美 モデルナ・ジャパン代表取締役社長

※画像提供:朝日新聞出版

(BOOKウォッチ編集部)

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