年のせいでも時代のせいでもない? 40代からの「生きづらさ」、発達障害の疑いも。

子どものころにASDやADHDなど発達障害への理解が一般的に普及していなかった世代では、大人になってから初めて自分が発達障害であることに気づいた人も多い。さらに、中高年の発達障害には独特の困りごとがあるという。若いころとは悩み事や職場環境が変わってくるので、新たな生きづらさが出てくるのだ。

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2022年9月12日発売の『マンガでわかる 中高年のADHD・ASD 生きづらさ克服ガイド』(法研)は、40代以上の中高年で発達障害の特性を持つ人に向けた書籍だ。マンガを交え、多様なケースから生きづらさを克服していくためのヒントを紹介している。

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年齢を重ねると、普段の悩みごとが年齢や時代の変化によるものなのか、発達障害によるものなのか判断がつきにくい。発達障害があっても軽度だったり、自分自身の努力でなんとかコントロールしていた人は、年齢を重ねて心身の調子が変わってくると、それまでできていたことができなくなったと感じることも。

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最近では、褒めたつもりでもNGな発言になってしまうこともある。昔は許されてしまっていた時代も経験している中高年の場合、悪気なく発言してしまうことも多い。

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精神科医による発達障害の基礎知識や適応への考え方も紹介されている。「年のせい」や「時代が違うから」では済まされない生きづらさの正体を見極め、適切に対応していくためのヒントになる一冊。

著者プロフィール

■福西 勇夫(ふくにし・いさお)さん精神科医。南青山アンティーク通りクリニック院長。徳島大学医学部卒、医学博士。医療法人社団真貴志会・南青山アンティーク通りクリニック院長。精神科医として、成人期ADHD、ASDを始め幅広く心の病に対応している。2000年から現在までにマサチューセッツ総合病院の客員教授として9回招聘されている。2007年には南イリノイ大学の客員教授として招聘されている。著書多数。

■福西 朱美(ふくにし・あけみ)さん南青山アンティーク通りクリニック、南青山カウンセリングセンターセンター長。国際医療福祉大学大学院卒、医療福祉心理学博士、公認心理士。米国、フランス、英国にて臨床心理学全般の研鑽を積んでいる。そのなかでもマサチューセッツ総合病院ではオーウェン・サーマンより精神医学全般を、クレイグ・サーマンより児童精神医学を学び、現在に至る。

※画像提供:法研

(BOOKウォッチ編集部)

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