病気やケガ、災害のときどうする? 10歳から知っておきたい「お金とサービス」

 人生には不測の事態がつきもの。個人のピンチに備えて、国や自治体がさまざまな社会保障を用意しているが、その存在を知っていなければいざというときに利用することができない。 これから生きる人生のために、10歳から「お金とサービス」を知っておこう! 『10歳から使ってほしい みんなのお金とサービス大事典』(誠文堂新光社)が2022年10月12日に発売される。

 教えてくれるのは、財政学者・井手英策さん。本書では知識を説明するだけではなく、井手さん自身の体験も織り交ぜながら、「社会保障とは何なのか、どう考えるか」を語っている。 社会保障に頼ることにうしろめたさを感じる人もいる。では、人生のピンチや理不尽がやってきたとき、どう戦う?

自分は大丈夫?貧乏は自己責任?では病気や災害は自分で避けられる?

 このように、子どもでも自分事として考えられるような問いを投げかけながら、みんなで頼りあえる社会を作ること、みんなで税金の使い道を考えることの大切さを考えていく。

 出産、進学、住宅のリフォームなどの人生のイベントから、貧乏、病気、障害、災害など幅広いテーマをカバー。いざというときはこの本を開いて、親子で解決策を考えることができる。子どもの学習だけでなく、大人の暮らしにとっても役に立つ一冊だ。 付録として、人生のどんなときに社会保障が必要になるかがわかるすごろくがついてくる。まずは遊びながら知り始めてみてはいかがだろう。

【目次】プロローグ理不尽と戦うときに使える知識と考え方を身につけよう1章人生のイベントやできごとに使えるサービスPart1子どもができたり、出産したりするときPart2 子どもを育てたり、教育するときPart3 家を建てたり、直したりするときPart5 年金のしくみコラム世界のビックリ社会保障 大学にかかるお金くらべ2章もしもの時に国や自治体から出るお金・サービスPart1 病気・ケガ、家族が亡くなったときPart2 失業・転職をしたときにPart3 災害にあったときにPart4 生活をするためのお金がないときにPart5 弱い立場の人を支え、守ってくれるサービス3章税金の使い道を考えようキミはどんな社会がいいと思う?おわりに自分の生き方をえらべる社会を<付ろく>すごろく/困ったときさくいん

■井手英策(いで・えいさく)さん1972年福岡県久留米市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本銀行金融研究所などを経て、現在慶應大学経済学部教授。専門は財政社会学。『18歳からの格差論』『いまこそ税と社会保障の話をしよう! 』『ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ』ほか著者多数。2015年大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞。

※画像提供:誠文堂新光社

(BOOKウォッチ編集部)

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