「かなり制約が多いぞ暇だ」 閉鎖病棟での入院生活。心の拠り所が欲しい...<統合失調症になった話(※理解ある彼君はいません) 推しと福祉に救われて社会復帰するまでの劇的1400日(2)>

「私も働くことで誰かを支える一本の綱になりたい」 職なし、パートナーなし。32歳で統合失調症を発病したズミクニは、社会復帰できるのか――?

 KADOKAWAから発売された『統合失調症になった話(※理解ある彼君はいません) 推しと福祉に救われて社会復帰するまでの劇的1400日』(著:ズミクニ、監修:岩波明)は、統合失調症を発病したズミクニさんが自身の体験を描いた「笑って泣ける明るい精神疾患コミックエッセイ」。

 ユニコーンが歯車に押しつぶされている幻覚を見たり、ストーカーに見張られている妄想をしたりするようになったズミクニさん。精神科病院に措置入院させられるも、そこでの生活は初めてづくしで――?

<1回目から読む>

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■ズミクニさんプロフィール思いついたら即行動な介護福祉士。32歳の時に統合失調症を発症して措置入院となる。統合失調症の陽性症状や陰性症状あるいは鬱に悩まされていたが様々な人々のおかげで寛解の道へと進んでいく。この道のりを他の方に知ってもらえるきっかけになればと実録漫画を描く事にした。

■岩波明さんプロフィールいわなみ・あきら/1959年、神奈川県生まれ。東京大学医学部卒。昭和大学医学部精神医学講座主任教授(医学博士)。昭和大学附属烏山病院長。主な研究分野は精神疾患の認知機能障害、発達障害。著書に『狂気という隣人 精神科医の現場報告』(新潮文庫)、『発達障害』(文春新書)などがある。

※画像提供:KADOKAWA

(BOOKウォッチ編集部)

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