「COCOA」生きてます 乃木坂46ライブで活用、陽性登録数は100万超

新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」。感染拡大の抑止に大きな効果を上げたという話は聞かず、インターネット掲示板では「もうスマートフォン(スマホ)から消してもいいだろうか」との冷ややかな書き込みを見かける。

しかし、2020年6月に登場して以来、2022年5月10日現在もさまざまな場面で利用が推進されている「現役」のアプリだ。

■入国やイベント

まず厚生労働省、検疫所、入国者健康確認センターは日本に入国や帰国をする人に対し、入国者健康居所確認アプリ「MySOS」やCOCOAの利用・設定を必ず行うよう求めている。

また現在もCOCOAの利用を求めるイベントは少なからずある。3月17日付で内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室が各都道府県知事に宛てた事務連絡によると、イベント等の開催にあたっては規模に関わらず「三密」の回避や「COCOA等」の活用についてイベント主催者に周知するよう求めている。

音楽ライブは最たる例だ。アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年を記念する「乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE」(日産スタジアム、横浜市)。2022年5月14日・15日に開催されるが、公式サイトによると入場にはCOCOAの導入が必要だ。会場に入るにあたり、手荷物検査のほかCOCOAのインストール確認も実施する。

ロックバンド「THE BACK HORN」は大阪や福岡などでライブツアーを実施中だ。5月15日には大阪市でライブを行う。公式サイトではCOCOAのインストールや、アプリの動作に必要となる、スマホの無線通信機能「Bluetooth」の稼働を求めている。

■ダウンロードは計3622万件

4月28には、肉料理に特化した飲食イベント「肉フェス」が東京・お台場で2020年ぶりに開催された。こちらも、来場にはCOCOAの登録が必要だと呼びかけた。

カードゲームショップ内でのカード対戦による大会でも求められるケースがある。トレカエース上荒川店(福島県いわき市)は5月9日に実施した「デュエルマスターズ」の大会について、参加者に対しCOCOAを登録するようツイッター上で8日に求めていた。

厚労省公式サイトによると、COCOAのこれまでのダウンロード数は5月6日時点で約3622万件。陽性登録件数は4月28日時点では98万6824件だったが、5月6日には101万7961件としており、100万件を超えた。

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