地球人が「侵略者」に 動物好き新社会人の「テラフォーミングお役所コメディ」

【明日のベストセラー(65)】

「気分に合わせて音楽のプレイリストを選ぶように、漫画も気分に合わせて楽しんでほしい」

漫画のクチコミサービス「マンバ」(東京都港区)が、今この時期に読むのにピッタリな作品を紹介する「明日のベストセラー」。漫画のクチコミサービス「マンバ」(東京都港区)が、今この時期に読むのにピッタリな作品を紹介する「明日のベストセラー」。8月は「夏休みに読みたい宇宙・天体」というテーマでピックアップする。

■地球人の都合で、宇宙生物の命運を左右

第65回は、惑星開発の仕事に就いた、動物を愛する新社会人の奮闘を描く「地球から来たエイリアン」(著・有馬慎太郎)。舞台となるのは、人類の宇宙進出により各国の惑星開発が始まった時代。動物を愛する主人公・朝野みどりは、惑星開発省生物管理局に配属され、惑星「瑞穂」の開発に携わることになる。

「瑞穂」の生き物たちのユニークな生態に魅了・翻弄されつつも、みどりは惑星開発が仕事である以上、彼らの命を地球人の都合で奪わなくてはならないという厳しい現実にも直面する。作中には、現実の地球にいる生き物を想起させる生態のものも登場し、全く見たこともない宇宙生物であるものの、「居そう」と思わされる説得力がある。遠い宇宙に生きる不思議な生き物にワクワクできる作品だ。第1話はこちら。

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