どうして生物は男女に分かれて生まれてくるの?【人体の不思議】

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AIざっくり要約

  • 生物は効率的に子を残すため、男女に分かれて生まれる。
  • 人間の場合は23対染色体のうち23番目がXYまたはXXとなり男女が決まる。
  • 環境変化に柔軟に適応できる男女の遺伝子の組み合わせが人類進化の鍵となった。

実験的な機能のため、正確性を欠く可能性があります。記事本文と併せてご確認ください。

より効率的に子孫を残す、「種の保存」のため!

たとえば、アメーバーのように雌雄がない生物では、体が2つに分かれる「分裂」によって殖えていきます。この場合、親と子はまったく同じ遺伝情報を持つことになり、環境が急激に変化するようなことがあると、それに適応できずにアメーバーは全滅してしまう可能性があります。

一方、男女(雌雄)が別々に存在すれば、2つの遺伝情報が混ざり、子は親兄弟とも異なる独自の遺伝情報を持ち、さまざまな変化が起きても誰かひとりは生き残れ、子孫を残せる可能性が出てきます。そこで多くの生物種はせっかく遺伝子の組み換えをするのなら、生き残りのチャンスを増やすためにできるだけ自分と違う遺伝子を探すようになりました。そのため、似たような遺伝子を持つグループを雄(男)と雌(女)に分け、効率的に組み換えができるようにしたのです。

ヒトは46本(23対)の遺伝子を持ち、23番目の染色体がXY(男性)となるか、XX(女性)となるかで男女の性別が決まります。女性の卵子は「X染色体」のみで、男性は「X染色体」と「Y染色体」の2種類を持っています。子どもは親の染色体を半分ずつ持つため、「XX染色体」となれば女性に、「XY染色体」となれば男性になります。

つまり、ヒトの場合、生まれてくる子どもは両親のふたつの遺伝子を併せ持つ新しい体質の人類なのです。地球環境は長い歴史の間に大きく変化します。もし、全員が同じ遺伝子を持ち、その遺伝子が地球環境に適さないとしたら人類はすでに全滅していたかもしれません。また、男女はその考え方や体質が違います。その違いがこれまでの社会の和を保ち牽引してきたことも否いなめません。

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テレビやインターネットには健康に関するさまざまな情報があふれており、スマートフォンで専門的な知識ですら手軽に検索することが可能です。しかし、これらの健康に関する情報にはさまざまな内容が含まれており、その真偽を含めた有用性(どれが大事な情報か)を判断することが難しい状況があるように思われます。

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脳は重くてシワの数が多いほど頭がいいのか?

生物の体には不思議なポイントが沢山あります。そして特に最も神秘的なカラダの部位と言えば人間の脳です。まずは、人体の脳における不思議について解説しましょう。

動物と脳の関係を比較すると、一般に小動物ほど体重の割に脳が重く、逆に大型動物ほど軽いことがわかります。動物の脳と体重の間には、「脳の重量は体重の0.75乗に比例する」という規則性があり、これを「スケーリング」といいます。ただし、この動物界の普遍的な規則にあてはまらない動物がいます。それがヒトです。ヒトは、動物の中では例外的に大きな脳を持っているのです。

また、ヒトの場合、アインシュタインの脳が1230グラムと一般的な成人男性の脳(1350〜1500グラム)よりも小さかったことから、脳の大きさと頭のよさは関係ない、ともいわれます。しかし、カリフォルニア大学の「脳の大きさと知能指数(IQ)の関係」の研究では、わずかながら脳の大きな人ほどIQが高く、とくに「大脳皮質」の「前頭前野」と「後側頭葉」の皮質が厚い人のIQが高いという結果が発表されました。

天才は生まれつきではない、幼少期がポイント

ところが、さらに研究を進めると、皮質が厚くてもIQが高くない人がいることもわかりました。このことから「IQの高さは皮質の厚さより、脳が幼少期にどれだけ成長したかが重要」といわれてきました。この説を裏づけるように、IQが120以上の人の脳は、7〜9歳頃の幼少期にはむしろ平均よりも皮質が薄く、その後13歳まで肥大化し、厚みを増し続けていたとされ、幼少期の教育熱は高まりそうです。

しかし、一方でIQはあらゆる知能を網羅した数値ではなく、万能性がないことも把握する必要がありそうです。昔からよく「脳みそのシワが多いほど頭がいい」といわれます。しかし、脳のシワは胎児のときに大脳が形成される過程でつくられ、生まれたときにはすでにできあがっているため、成長してどんなに勉強してもシワの数は増えないそうです。

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【書誌情報】
『図解 人体の不思議』
監修:荻野剛志

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