人間の寿命を延ばす酵素があるってホント?最新の研究成果がもたらした「テロメラーゼ」とはなに?【人体の不思議】

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AIざっくり要約

  • 健康で長生きを可能にするテロメラーゼという酵素が体内にある。
  • この酵素は細胞分裂の回数を増やすテロメアを保護・延ばし、寿命を延ばす効果がある。
  • 食生活や運動習慣を改善することでテロメラーゼ活性が上がり、健康長寿が期待できる。

実験的な機能のため、正確性を欠く可能性があります。記事本文と併せてご確認ください。

命の回数券、テロメアを延ばす酵素を発見!

私たちは、細胞分裂によって新しい細胞をつくり、生命を維持しています。細胞がいつも若く健康であれば不老不死も夢ではありませんが、残念ながら分裂の回数には限りがあります。そのカギを握るのは、染色体の末端にあって染色体を保護している「テロメア」です。

テロメアは細胞分裂のたびに少しずつ短くなって、ある限度を超えると細胞の老化が起こり、それ以上は細胞分裂できなくなってしまいます。これを「ヘイフリック限界」といい、ヒトの場合、ひとつの細胞が細胞分裂できる回数は50〜60回といわれています。そのため、この〝命の回数券〟を使い切る120歳が人間の寿命の限界とされています。

この常識を覆したのが、「テロメラーゼ」という酵素の発見です。テロメラーゼは、幹細胞や生殖細胞、そしてがん細胞などにみられ、テロメアの短縮を遅らせたり、延ばしたりする働きがあります。とくにがんの場合、がん細胞の約9割にテロメラーゼがみられ、異常な増殖を繰り返す一因になっていると考えられています。テロメラーゼを活性化させることでテロメアの長さを延ばすことができれば、今より多くの〝命の回数券〟を手にすることができ、寿命を延ばすことも期待できます。テロメラーゼは食事や運動によって活性化することが可能とされています。

実際、低脂肪で野菜や果物の多い食事と週5回以上の有酸素運動、ストレス管理などの〝健康的な生活〟を5年間続けた人のテロメアは、何もしなかった人たちが3パーセント短くなっていたのに対し、10パーセントも長くなっていたという実験結果があります。しかし、テロメラーゼを無理やり増やし過ぎると、悪い副作用が出る可能性もあり、注意が必要です。

『眠れなくなるほど面白い 図解 人体の不思議』はこんな人におすすめ!

・人間の体の構造について学びたい
・人体における不思議なメカニズムについて触れてみたい
・誰かに話したくなる体の雑学を得たい

以上の方には「図解 人体の不思議」は大変おすすめな本です。

テレビやインターネットには健康に関するさまざまな情報があふれており、スマートフォンで専門的な知識ですら手軽に検索することが可能です。しかし、これらの健康に関する情報にはさまざまな内容が含まれており、その真偽を含めた有用性(どれが大事な情報か)を判断することが難しい状況があるように思われます。

これらの情報の有用性を判断して有効に活用し、自分自身が健康であるためには、まず人間の“からだ”についてできるだけ正しい知識を持つことが重要ではないでしょうか?なぜならこの正しい知識を持つことが、巷にあふれる健康に関する情報に流されず、鵜呑みにせず、どれが有用な情報であるのかを判断できるようになる土台となるからです。

本書では、人間の“からだ”についての理解を深めるための基本的な疑問を取り扱い、図解を入れながら、わかりやすく説明しています。読めば皆様の“からだ”のことをもっと知ろうとする意欲を刺激し、さらに知識を得るための第一歩となってくれるはずです。

脳は重くてシワの数が多いほど頭がいいのか?

生物の体には不思議なポイントが沢山あります。そして特に最も神秘的なカラダの部位と言えば人間の脳です。まずは、人体の脳における不思議について解説しましょう。

動物と脳の関係を比較すると、一般に小動物ほど体重の割に脳が重く、逆に大型動物ほど軽いことがわかります。動物の脳と体重の間には、「脳の重量は体重の0.75乗に比例する」という規則性があり、これを「スケーリング」といいます。ただし、この動物界の普遍的な規則にあてはまらない動物がいます。それがヒトです。ヒトは、動物の中では例外的に大きな脳を持っているのです。

また、ヒトの場合、アインシュタインの脳が1230グラムと一般的な成人男性の脳(1350〜1500グラム)よりも小さかったことから、脳の大きさと頭のよさは関係ない、ともいわれます。しかし、カリフォルニア大学の「脳の大きさと知能指数(IQ)の関係」の研究では、わずかながら脳の大きな人ほどIQが高く、とくに「大脳皮質」の「前頭前野」と「後側頭葉」の皮質が厚い人のIQが高いという結果が発表されました。

天才は生まれつきではない、幼少期がポイント

ところが、さらに研究を進めると、皮質が厚くてもIQが高くない人がいることもわかりました。このことから「IQの高さは皮質の厚さより、脳が幼少期にどれだけ成長したかが重要」といわれてきました。この説を裏づけるように、IQが120以上の人の脳は、7〜9歳頃の幼少期にはむしろ平均よりも皮質が薄く、その後13歳まで肥大化し、厚みを増し続けていたとされ、幼少期の教育熱は高まりそうです。

しかし、一方でIQはあらゆる知能を網羅した数値ではなく、万能性がないことも把握する必要がありそうです。昔からよく「脳みそのシワが多いほど頭がいい」といわれます。しかし、脳のシワは胎児のときに大脳が形成される過程でつくられ、生まれたときにはすでにできあがっているため、成長してどんなに勉強してもシワの数は増えないそうです。

シリーズ累計300万部は伊達じゃない!豊富に使われた図解の圧倒的わかりやすさ

本書は「図解」と銘打っているだけあって、図解やイラストがふんだんに使われています。手に取っていただいた読者から理解しやすいと大好評を得ているシリーズです!

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健康を考える上で「人体」について知っておくことの重要性はとても高いです。この一冊を読んで、睡眠を深く知り、健康な体を手に入れましょう。


【書誌情報】
『図解 人体の不思議』
監修:荻野剛志

「頭のよさは脳の大きさと関係ない?」「別腹は本当にある?」「恋愛は3か月で冷める?」「薄毛も肥満も遺伝のせい?」ーー科学が発達した現在でも「人体」は多くの謎と不思議に包まれ、最も身近で興味深く関心の高いテーマです。本書では、最新データや研究にも触れながら、人体のナゾとフシギを解き明かします。実際に役立つ知識と情報満載の1冊!

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