「謎フレーズ探偵」レインボーマンの替え歌 A

レインボーマン替え歌に特徴

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前回からレインボーマンの替え歌について調査を始めた。
そしてレインボーマンの替え歌には、いくつかの特徴を持った系統があることが分かった。


で、前回ご紹介したものは、「インドの山奥で」の次の歌詞が、「でんでん虫かたつむり」になるものだった。
今回はこれとは別系統のものを、順を追ってご紹介して行きたいと思っている。
皆さんが覚えているレインボーマンの替え歌は、はたしてこの中にあるだろうか・・・・・・。


「替え歌 C」

インドの山奥(で)
でんでんでん六豆、うま〜いま(め)
めーだーかーの学校は〜、か〜わ〜の〜な(か)
か〜ら〜す〜、なぜ鳴くの〜、からすはや〜ま〜(に)
にんにく食べたら屁が
ぽっぽっぽ〜、ハトぽっぽ〜


レインボーマンの替え歌は、いわゆる繋ぎ歌になっており、歌詞の()の部分は歌わずに、歌詞を次々と繋げて歌って行く「しりとり歌」である。
そしてこの替え歌Cでは、「インドの山奥で」の次の歌詞が、必ず「でんでんでん六豆、うま〜い豆」になる特徴がある。


もはや言うまでもないと思うが、「でんでんでん六豆、うま〜い豆」とは、株式会社でん六が発売する豆菓子、「でん六豆」のCM曲のフレーズである。
このことから、でん六豆は当時からすでに売られていた歴史あるお菓子であることが分かる。


そしてこの替え歌Cでは、その後のフレーズを、各種の童謡で歌い繋いで行く特徴があり、最後が「ぽっぽっぽ〜、ハトぽっぽ〜」で終わるものと、そこからもう少し、歌詞を繋いで行くものとに分かれる。
で、「ハトぽっぽ〜」の後に、もう少し続くものの一例がこちらになる(↓)。


「替え歌 D」

インドの山奥(で)
でんでんでん六豆、うま〜いま(め)
めーだーかーの学校は〜、か〜わ〜の〜な(か)
か〜ら〜す〜、なぜ鳴くの〜、からすはや〜ま〜(に)
にんにく食べたら屁が
ぽっぽっぽ〜、ハトぽっぽ〜
ま〜めが欲しいかそらやる(ぞ)
ぞ〜さん、ぞ〜さん、お〜はなが長いのね〜
そ〜よ母さんもな〜がいのよ〜


じつはここから更に続いて行くものもあるのだが、そのいずれもが、でん六豆の歌詞の後は、なぜか全て童謡で繋いで行っており、それがこの系統の特徴にもなっている。
そしてもう1つの特徴としては、替え歌AやBのように冒頭の歌詞へのループはしないという点だ。


そして替え歌CとDで一つ指摘しておきたいのは、「なぜ、にんにくを食べて屁が出るのか?」ということと、屁が出たのなら、「ぽっぽっぽ〜」ではなくて、「ぷっぷっぷ〜」ではないのかという点だ。


このようにこの部分に関しては、「かなり強引」としか言いようがないのだが、「でん六豆系統」の替え歌には必ず採用されている一節なので、当時の子供たちの間では、かなり重要視されていたワンフレーズということになるのだろう。
まあ、小学生は「おなら」とか「うんこ」が大好きだから、是が非でも残したいフレーズだったのだろう・・・・・・。


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さて、ここからは替え歌C、Dとは、また別系統の替え歌になる。
歌詞が短いものが多いので、いくつか続けてご紹介することにする。
それではどうぞ(↓)。


「替え歌 E」

インドの山奥(で)
出っ歯のハゲあた(ま)
まんじゅう食いたい(な)
菜っ葉のおみおつ(け)
けんかが止まらな(い)
インドの山奥で(冒頭へループして行く)


「替え歌 F」

インドの山奥(で)
出っ歯のハゲあた(ま)
ま〇こに毛が生え(た)
たぬきの立ち小便


「替え歌 G」

インドの山奥(で)
出っ歯のおじさん(が)
がいこつひろって死んじゃった


替え歌E〜Gでは、「インドの山奥で」の次の歌詞が、必ず「出っ歯のハゲ頭(おじさん)」になるという特徴がある。
そしてこの系統は、歌詞が長続きせず、とにかく短くてあっという間に終わってしまうものが多いようだ。


また、今回調査したものに関しては、「出っ歯のハゲ頭(おじさん)」に続く次の歌詞が、「まんじゅう食いたいな」になるものと、「ま〇こに毛が生えた」になるものにきれいに分かれた。


「ま〇こに毛が生えた」に関しては、もう完全に下ネタで、当時こんなフレーズを小学生が学校で、大きな声で歌っていたのかと思うと、思わず「プッ!」と吹き出してしまう。
ま〇こに毛が生えたことを世間に公表して、いったいどうしようというのか。


また、なぜか歌詞は異常に短いが、「がいこつを拾ってどうにかなる」系もそこそこ見られた。


じつはこのレインボーマンの替え歌、全国の小学生の間でじつに20年近くの間、歌い継がれて来たらしい。
当然、元歌を知らないで歌っている世代の方が多かったと思われる。


という訳で、次回はなぜレインボーマンの替え歌が、そんなに長きに亘り、歌い継がれて来たのかについて調査して行きたいと思っている・・・・・・。


(画像上、道端でひっそり咲く、アレチヌスビトハギの花。画像下、フェンスに絡んで咲いていたガガイモの花)