宇宙人疑惑のある人

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世の中には、「この人ちょっと宇宙人っぽいな〜」と感じる人がたまにいる。
そうは言っても、その人に面と向かって、「あんた宇宙人っぽいねぇ!」などとは口が裂けても言えない。
「その人に対して失礼だから」というのもあるが、もしその人物が本当に宇宙人だったら、正体がバレたと思われて、口封じに殺されかねないからだ。
「用心に越したことはない」ということである・・・・・・。


ところが私はそのような人物に出会うと、どういう訳かいても立ってもいられなくなる。
そしてその人物が宇宙人であることの証拠を掴むため、極秘裏に調査を開始するのである・・・・・・。


「宇宙人疑惑がある人」にはいくつかのタイプがあるのだが、まず、「ちょっと普通じゃ考えられないくらい目が大きい人」は怪しいと思った方がいい。
こういう人は整った顔立ちをしていることが多く、どちらかというと、男性よりも女性に多い傾向がある。
「整った顔立ちをしている」ということは、「美人である」と言い換えることも出来る。
このためこのタイプは女優やモデルをやっている人に特に多く見受けられるようだ。


しかし、一般人は普通に生活していたら、女優やモデル級の美人に出会うことなんてまずないだろう。
街を歩いていて、そんな美女にたまたま出会いましたなんてことは、ジャンボ宝くじで一等前後賞合わせて10億円当選するよりあり得ない話だ。
逆に言えば、だからこそ彼女たちは、女優やモデルになれた訳なのだが、裏を返せばそれこそが宇宙人であることの証拠なのではないか。
何を言いたいのかと言うと、もうすでにその美しさやスタイルは、人の限界を優に超えているということである。
よく、彼女たちを見て、「とても同じ人間とは思えない」という感想を言う人がいるが、案外当たっているのかもしれない・・・・・・。


そうは言っても、全ての女優やモデルが宇宙人だと言っているのではない。
冒頭でも書いたように、「ちょっと普通じゃ考えられないくらい目が大きな人」は怪しいと言っているのだ。
そしてその目の大きさも人の限界をとっくに超えており、例えるならそれはまるで、漫画やアニメのキャラクターのようでもある。
だから冷静に目だけを見たら、不自然なくらいの大きさなのに、顔全体を見ると見事なまでにバランスが整っているため、その美しさにカムフラージュされて、目の大きさがそこまで気にならなくなっているのだ。
美人だと思って鼻の下を伸ばしていると、じつは宇宙人でしたなんてこともあるので注意した方がいい。
正に美人と宇宙人は紙一重なのである・・・・・・。


「宇宙人疑惑のある人」の2つ目のタイプは「黒目しかない人」だ。
「そんなやついね〜よ!」と言われそうだが、注意して見ていると、あ〜ら不思議、これがまたけっこういるのである。
「黒目しかない人」の特徴としては、目が細い人に多いということが挙げられる。
普段、人と会話をしている時には、気を張っているせいか、ちゃんと白目もあるように見えるのだが、一人で何か考え事をしている時や、何かに没頭していて、ふと顔を上げた瞬間などに、すかさず目に注目すると、「明らかに黒目しかない」ということに気付く。
向こうも誰かに見られていることに気付くと、「ハッ!」として、慌てて「人間の目」に戻そうとしている。
目の細い人が身近にいたらぜひ注目してみて欲しい・・・・・・。


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「宇宙人疑惑のある人」の3つ目のタイプは、「黒目を大きくしたり小さくしたり出来る人」だ。
これは意図的にそうすることが出来るというよりは、例えば激怒している時や、爆笑している時、歓喜して躍り上がっている時など、主に興奮状態になっている時に、黒めがスーッと小さくなる傾向があるようだ。
正直、これを目の当たりにするとかなり怖い。
そしてその興奮が冷めて行くにつれて、黒目の大きさも自然と元に戻って行く。
このタイプの人は、「黒目しかない人」と違って、自分では黒目が小さくなっていることに全く気付いていないようで、興奮状態の時は、正に「宇宙人丸出し」と言えよう・・・・・・。


「宇宙人疑惑のある人」の4つ目のタイプは「つるっぱげの人」だ。
しかし、ただ「つるっぱげ」というだけでは宇宙人とは言えない。
そんなことを言い出したら、世の中のハゲている人は全て宇宙人ということになってしまう。
それではただの悪口である。


「宇宙人疑惑のあるつるっぱげの人」は、つるつるにハゲていて、なおかつ腕が人よりも長い人、もしくは手の指が人よりも長い人という特徴がある。
ただし、やっかいなのは、「宇宙人疑惑のあるつるっぱげの人」はカツラを付けていることがあるのだ。
このため見た目は女性の可能性も十分にある。
女性で腕や指が異様に長いと感じる人もマークしておくべきだろう。


ちなみにこのような人は、強風が吹き荒れている日は出歩きたがらない。
なぜならつるっぱげなので、すっぽりかぶるタイプのカツラを使用せざるを得ず、カツラを固定する所がないため、強風の時はまず間違いなく、「スポ〜ン!」とカツラが飛ばされてしまうからだ。
ただし、つるつるの頭頂部に、マジックテープを貼り付けて固定している可能性もあるので、注意して観察すべきである。
強風が吹き荒れている日に出勤して来ない、ヅラ疑惑のある同僚がいたらかなり怪しいと思った方がよい・・・・・・。


「宇宙人疑惑のある人」の5つ目のタイプは、「腕を振らないで歩く人」だ。
歩行する時に腕を少しも振らずに、足だけを機械的に交互に動かして、スーッと歩いている人がたまにいる。
こういう人は宇宙人の可能性がある。


そもそも宇宙人が地球と同じくらいの重力がある星に住んでいるとは限らない。
もしかしたら、その星の重力は地球の半分もないのかもしれない。
歩く時に腕を振るというのは、バランスを取るためにすることで、地球よりも重力が少ないのなら、もはやその必要すらないのではないか。
腕を振らないで歩くということは、長年の習慣でその癖が抜けていないからではないだろうか・・・・・・。


「宇宙人疑惑のある人」の6つ目のタイプは、「腰痛の持病がある人」だ。
これは腕を振らないで歩く人と同様に重力に関係している。
宇宙人にとって地球の重力は強すぎて、腰にかなりの負担がかかっているため、慢性の腰痛になる傾向が強いということだ。
年がら年中、「腰が痛い」と言っている人が身近にいたら、マークしておくべきだろう。


じつはかく言う私も腰痛持ちで、年中腰の痛みに悩まされている。
自分が宇宙人であるという自覚は全くないが、「もしかしたら、地球の重力が合わないのかもしれないな〜」と思う、今日この頃だ・・・・・・。

(画像上、草地で休憩中のアカボシゴマダラ、画像下、フェンスに絡むベニバナマメアサガオ)