Made in Occupied Japan(1947年2月20日)

Made in Occupied Japan(1947年2月20日)

"占領下日本製"貴重品も存在

 第二次世界大戦後、日本は連合軍の占領下にありましたが1947年(昭和22年)に民間貿易が再開されました。同年2月20日、GHQ(連合国最高司令官総司令部)は「SCAPIN1535 輸出品のマーキング」を発令し日本からの全ての輸出品には「Made in Occupied Japan」(意味:占領下日本製)と表示するよう命令じました。SCAPINはScpreme Commander for the Allied Powers Index Numbers(連合国最高司令官索引番号)の略です。

Made in Occupied Japan
Made in Occupied Japan

 このSCAPIN1535は1949年12月5日に発令されたSCAPIN2061により廃止され日本からの輸出品には「Made in Occupied Japan」に加えて「Made in Japan」「Japan」の3種の表記が認められるようになりサンフランシスコ講和条約が発効した1952(昭和27)年4月28日まで義務づけられました。なお、SCAPIN1535およびSCAPIN2061は国立国会図書課に収録されています。原文は「国会図書館デジタルコレクション」で閲覧することができます。

 SCAPIN-1535

 SCAPIN-2061

 もし「Made in Occupied Japan」?と表示された製品があったら、それは戦後5年の間に日本から輸出されたものであることを意味しています。コレクターの間では「Occupied Japan品」「MIOJ品」などと呼ばれ、とりわけ陶磁器、玩具、カメラ、時計などは貴重品となっているようです。表示のある製品は国内でも販売されていたようです。家に骨董品があったら「Made in Occupied Japan」の表示があるかどうか確認してみてはいかがでしょうか。

人気ブログランキングへ