部下を動かそうとする「操作主義」のリーダーは、必ず壁に突き当たる

部下を動かそうとする「操作主義」のリーダーは、必ず壁に突き当たる

Photo:PIXTA

拙著、『知性を磨く』(光文社新書)では、21世紀には、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という7つのレベルの知性を垂直統合した人材が、「21世紀の変革リーダー」として活躍することを述べた。この第52回の講義では、「技術」に焦点を当て、新著、『東大生となった君へ―真のエリートへの道』(光文社新書)において述べたテーマを取り上げよう。

■21世紀のリーダーシップとは

 前回、人工知能革命の時代には、人間の仕事の多くが人工知能(Artificial Intelligence : AI)に代替されていき、マネジメントも「管理業務」と呼ばれるものは、その大半が人工知能によって置き換わっていくことを述べた。

 そして、その結果、「リーダーシップ」というものも、ますます成熟した高度なものになっていくということを述べた。

 振り返るならば、20世紀の工業社会においては、企業などの組織は、軍隊組織を模倣した中央集権型で階層型の組織であった。そして、その組織の中で、上司と部下の指揮系統は明確であり、組織の目標を達成するために、与えられた権限によって部下を動かすことのできるリーダーが、優れたリーダーであると考えられてきた。

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