なぜ、投資家が「世界史の教養」を身につけるべきなのか?

なぜ、投資家が「世界史の教養」を身につけるべきなのか?

なぜ、投資家が「世界史の教養」を身につけるべきなのか?の画像

リーマンショックなど多くのファンドが損失を拡大するような状況でも、常に圧倒的な利益を獲得してきた現役ヘッジファンドマネジャーの塚口直史氏による連載。話題の新刊『一流の投資家は「世界史」で儲ける』の内容を中心に投資家にとって有益な情報だけをお伝えしていく。

■なぜ、投資家が世界史の教養を身につけるべきなのか?

 私の仕事は、資産の運用です。グローバル・アセット・アロケーターという世界分散投資分野のファンドマネージャーとして20年以上運用業務に携わっています。

 「明日どうなるか分からない」という金融商品の不確実性からくる不利益をなるべく減らそうと、リターン獲得とリスクヘッジの観点から日々運用を行っています。

 そんな中、私は長年の運用経験を通してある実感を持つようになりました。それは、資産運用において実際に役に立つ知識や経験とは、現在の市場情報の分析よりも、もっと広がりのある世界史の知識の「蓄積」と「援用」だということです。

 多くのファンドマネージャーを見つつ、自分もその一人として活動してきた中で、「世界史観」がなければ、運用で長期にわたってパフォーマンスを上げることは不可能だと考えるようになりました。

 本連載では、連載第1回・第2回のように、私の新著『一流の投資家は「世界史」で儲ける』の内容を中心に「歴史」という切り口から、これからの世界がどうなっていくのかなどについて説明をしたいと思います。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)