株価史上最高値を記録する マイクロソフト流「驚異の評価制度」

株価史上最高値を記録する マイクロソフト流「驚異の評価制度」

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マイクロソフトは変革にともない、人事評価や人材育成のやり方も大きく変えた。非常にユニークなのが「インパクト」という評価基準だ。成果主義に基づく数字評価から、抽象的で主観的な評価へと、あえて変えたのだ。新基準では、売り上げを立てるだけの社員は評価されなくなる。果たしてその狙いとは?3000人以上を取材したブックライターの上阪徹氏が、日米幹部への徹底取材で同社の全貌を描きだす新刊『マイクロソフト 再始動する最強企業』から、内容の一部を特別公開する。

■マイクロソフトの新評価基準「インパクト」とは?

 会社の方向性、考え方、さらには目指すべきカルチャーが変われば、評価制度や求める人材も変わっていく。

 評価については、一足早く、新しい制度が導入されていた。これが、極めてユニークなものだった。問われるのは、「インパクト」だというのである。

 従来あった仕事を一生懸命やっていたところで、それだけでは評価にはつながらない。会社や市場にどんなインパクトを与えることができるか、が評価基準になるのだ。

 背景にあるのは、カルチャー変革のキーワード、「グロース(成長)マインドセット」である。成長のために、いかに新しい取り組みをするか。自ら学習し、自分を成長、変革させていけるか。そのためにもインパクトを目指す。

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