親が子を育てるように、先輩が新人を育てる内製研修とは

親が子を育てるように、先輩が新人を育てる内製研修とは

ジュピターテレコム人事本部の川村豊・人財開発部長(左)と島村公俊・講師ビジョン株式会社代表取締役

企業内大学を設立したジュピターテレコムは、新人研修の内製化も進めてきました。そのきっかけは、入社して最初の重要な研修を、いわゆる身内の“家族”でなく、外の“家庭教師”のような存在に任せることに疑問を抱いたからだといいます。講師ビジョン株式会社代表取締役の島村公俊氏が、株式会社ジュピターテレコム人事本部人財開発部長の川村豊さんに話をうかがいました。(講師ビジョン株式会社 代表取締役 島村公俊、構成/片瀬京子)

■ビジネスマナー研修以外はすべて内製化

島村 企業にとって新人研修は、学生から社会人への意識改革を行い、早期に現場に適用させる上で非常に重要な研修です。ジュピターテレコム(以下、J:COM)では新人研修を内製化されたわけですが、なぜ、そうしたのでしょうか。

川村 2004年に新卒採用をスタートして以降、新人研修にはずっと力を入れてきたのですが、外部講師の方に頼る部分が非常に多く、身内ではない“家庭教師”のような外の存在に最初から頼っていていいものなのかという疑問はずっと抱いていました。人財育成はコストではなく投資、新人研修は経営活動に資する人財の育成と考えていることもあって、外の家庭教師ではなく、家族のような近しい先輩社員が担当すべきではないかとも思っていたのです。

 その思いが決定的になったのは2017年です。

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