日テレの視聴率トップ独走を支える「えげつない」番組づくり

日テレの視聴率トップ独走を支える「えげつない」番組づくり

『行列のできる法律相談所』は、島田紳介引退後も唯一続いている番組。企画の構成さえしっかりしていれば、大御所タレントに頼らずとも視聴率をキープできることを世に示した(写真はイメージです) Photo:PIXTA

2014年から2017年まで、4年連続「視聴率3冠」に輝き、絶好調の日本テレビ。特にバラエティ番組は軒並み高視聴率だが、日本テレビはなぜ、それまで頂点にいたフジテレビを追い抜くことができたのか、その強さの秘密やこれからの課題について、著書に『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)がある戸部田誠氏に聞いた。(清談社 福田晃広)

■ライバル・フジを徹底研究して「フジがやっていないこと」をやった

「テレビなんてもうオワコンだ」とささやかれる時代に、高視聴率番組を量産し続けている日本テレビ。他局との違いについて、戸部田氏は以下のように指摘する。

「日本テレビの方針として感じられるのは、視聴習慣を徹底的に意識し、番組づくりを行なっている点です。だから、番組開始直後は視聴率が悪くても、簡単にテコ入れすることなく辛抱する。数字が上がればなるべく番組上のフォーマットを大きく変えないのが日テレの強さでしょう。たとえば、1978年から放送が開始され、現在まで続いている『24時間テレビ』なども、構成力がしっかりしているため、毎年ある程度の視聴率をキープしていますよね」(戸部田氏、以下同)

 出演者の知名度やキャラクターなどに頼るわけではなく、あくまでも企画がメインだという考え方が、日本テレビの制作局には一貫しているという。

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