「プラットフォームの爆発」が起きるたった4つのパターン

グーグル、アマゾン、マイクロソフトに始まり、ウーバー、エアビーアンドビー、イーベイに至るまで、最も大きく、最も急成長を遂げ、最も強い破壊力を秘めた企業の成功の礎となってきたのは、プラットフォームと呼ばれるビジネスモデルである。プラットフォームは、ヘルスケア、教育、エネルギー、政府といった、より幅広い経済的、社会的領域の変革を担いつつある。本連載では、前世紀の戦略論を大きく書きかえ、世界10ヵ国でベストセラーとなった待望の邦訳『プラットフォーム・レボリューション――未知の巨大なライバルとの競争に勝つために』から、エッセンスを抜粋して紹介する。

■パイプラインからプラットフォームへ移行する圧力が高まっている理由

 プラットフォーム・ビジネスの爆発が起こっている。それが解き放った絶大な力を理解するには、さまざまな市場で長年、価値の創出や移転がどのように行われてきたのかを考えてみるとよい。

 大半の企業が採用してきた従来のやり方は、私たちが「パイプライン」と呼ぶものである。パイプラインの片方には製品(モノ)やサービスの生産者が、もう片方にはそれらの消費者がいて、段階的に調整しながら価値を創出し、生産者から消費者へ移転していくビジネスである。企業はまず製品やサービスを設計し、その後で製品を作って販売先に供給したり、あるいはサービスを提供したりするために、さまざまなシステムを整備する。

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