テスラが迎えた経営の重大局面、マスク氏は「リスク要因」

テスラが迎えた経営の重大局面、マスク氏は「リスク要因」

テスラの経営は重大な局面を迎えている Photo:REUTERS/AFLO

■イーロン・マスク氏は経営の“リスク要因”

 米国の電気自動車(EV)メーカーであるテスラは、今後の自動車業界の成長を象徴する“希望の星”と考えられてきた。特に、さまざまな問題に果敢に切り込むイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、さまざまな分野から注目を集めてきた。

 しかし、足元の米国株式市場では、マスク氏が経営の“リスク要因”として扱われ始めている。特に「モデル3」の生産の遅れから資金繰り悪化懸念が高まっている。マスク氏には経営者としての資質に疑問符をつける見方も出ている。「テスラ最大の問題はマスク氏にあり」と断じるファンドマネージャーもいるほどだ。

 経営者に求められる基本的な資質は、環境の変化に適応しつつ、企業の成長を目指すことだ。経営者はさまざま々なリスクを念頭に置き、自社の強みを最大限に発揮する取り組みを実行しなければならない。

 マスク氏の言動を見ていると、そうした発想がやや薄い感じを受ける。元々、同氏は過激な表現を用いたり、断定的に物事を述べることが多い。エイプリルフールにマスク氏は「テスラが破綻した」とツイートした。それは経営者として考えられない行為だ。

 今後も社会のEV需要は高まっていくだろう。テスラが需要を取り込んでさらなる成長を実現するためには、より堅実な発想を持つ人物がテスラの経営に参画していく必要があるかもしれない。

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