徒弟制的修業論が「頑張っても報われない」時代にまではびこる愚



「昔の修業はもっと大変だった。早く家に帰りたいなら、パティシエを目指さなければいい」

 記事によれば、このオーナーは駆け出し時代に海外で修業をしていた。そこでは一人前のパティシエになるのは、朝から晩まで修業するのが当たり前だったということで、「弟子」たちにも同じことを強いているという。また、残業代を払わないのは、これはあくまで彼らが一人前になるための修業であって、そこにいちいち賃金を払っていたら、店の経営が立ち行かなくなってしまうということらしい。

 この話を聞いて、皆さんはどう思われただろう。もしかしたら、長時間労働とか残業代未払いは褒められた話ではないけれど、このオーナーの気持ちは痛いほどよくわかる、という方も多いのではないだろうか。

 実際、ネット上の反応を見てみると、「残業代くれなんて甘いことを抜かす奴は職人を目指すな」「こんな有様では日本の職人のレベルは落ちていく一方だな」などと、オーナーを擁護する声もチラホラ目立っている。

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