好景気なのに消費停滞の原因は「体感物価」の上昇だ

好景気なのに消費停滞の原因は「体感物価」の上昇だ

写真はイメージです Photo:PIXTA

■「2%物価目標」は遠いが家計の「体感物価」は上昇

「物価はなぜ上がらないのか」「消費がどうして伸び悩んでいるのか」。異次元緩和を続ける日本銀行や多くの有識者の頭を悩ませている。

 2013年4月に始めた「量的・質的金融緩和」から5年半が経過したが、消費者物価指数(コアCPI=生鮮食品を除く総合)は今なお目標としている前年比+2.0%に届いていない。

「デフレ経済」が長く続いてきた中で、企業が原材料費や人件費の上昇を販売価格になかなか転嫁できないからだという声も多いが、家計が感じている物価の動向は違うようだ。

「家計が体感している物価」はどのくらいなのか。日本銀行が行っている「生活意識に関するアンケート調査」から測ってみた。

 消費者物価に比べて「体感物価」は、図表1のようにかなり上昇していることがわかる。

 それがどうやら消費を停滞させている「犯人」のようだ。

続きはダイヤモンド・オンラインで
(会員登録が必要な場合があります)

1

関連記事(外部サイト)