「最強の経理部」をつくる役割分担、5つのポイント

「最強の経理部」をつくる役割分担、5つのポイント

中小以上の企業内の経理部であれば、ある程度の人数のスタッフがいて役割分担もある。しかしその役割分担は、慣習的なものが大方を占め、環境変化に対応できていないケースも多い(写真はイメージです) Photo:PIXTA

■経理部の役割分担はきちんと機能しているか

 中小規模以上の企業内の経理部であれば、複数のスタッフが所属しているのが普通で、ある程度の役割分担がなされているでしょう。その構成は売上・仕入・経費など、収益・費用の区分ごとであったり、○部、△部といったセクションごとであったりと、企業の規模や業種により異なるはずです。

 とはいえ、現行の体制で運用されている理由については、効率性を重視しているほか、“ずっとこの方法だから”といった慣習的なものが大方のようです。

 もちろん、経理業務を進める中で何かしらの問題が生じた場合は、経理部のマネジャーらが策を講じているのでしょう。けれどもひょっとしたら、経理部内の役割分担にフォーカスし、それぞれの機能を強化すれば、問題が生ずることを極力抑えられる上に、経営改善・企業の成長にもつながる経理部隊を組織できる可能性が多いにあり得るかもしれません。

 侮れない経理部の「役割分担」。読者の皆さんは本稿を読み進めて、自社の経理部隊の機能性アップを目指さない手はないはずです。

「ウチは経理部員が全ての仕事をこなせるようにするため、業務のローテーションは欠かせません。部員の急な休みに備えるためにも最低限必要なことです」

 こう語るのは、老舗小売業の経理マネジャーAさん(男性40代)です。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)