「個人特定」被害者の恐怖と後悔、SNSを普通に使っただけなのに…

「個人特定」被害者の恐怖と後悔、SNSを普通に使っただけなのに…

写真はイメージです Photo:PIXTA

今や、気軽に誰もがインターネットにアクセスし、さまざまな情報を画像や動画付きでアップする時代。少し前までとも違い、最近は顔写真や家族の後ろ姿、近所の様子などをSNSに載せる人も増えてきた。しかしここで気をつけなければならないのは、「特定」だ。わずかな情報から、本名や住所を特定することもできてしまう。ふとしたことから「特定」されてしまった人たちは、その経験をどのように感じているのだろうか。(取材・文/むらたえりか)

 今年6月、ツイッターで専業主婦と名乗っていたある人物が、実は高齢の男性だったことが発覚した。きっかけは、アップロードした写真に自身の姿が写り込んでしまっていたこと。その後、男性は自宅の住所や本名まで特定され、インターネット上に晒されることになった。このように、インターネット上で「特定」されてしまうことは、実は誰にでも起こり得る。ネット上で「特定」されてしまった経験者たちに、その恐怖を語ってもらった。

■娘が可愛くて自慢したかっただけなのに巨大掲示板に娘の写真が転載されていた

 専業主婦になりすました高齢男性のような攻撃的な発言をしていなくても、「普段の投稿」がどんな人の目にとまり、どんな印象を与えているかはわからない。

 佐伯さん(仮名、40代男性)は、東北地方に住む一児の父。40代になってから生まれた娘を溺愛しており、0歳の頃から普段の何気ない写真をFacebookにアップロードしていた。仕事に関する投稿内容でも最後は「娘のために頑張ろう」という一言で締め、写真を添付することが多かったという。

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