フランシスコ・ザビエルが日本で直面した「意外すぎる壁」とは?「やばい」から、日本の歴史が見えてくる!

日本史のおもしろさは、ずばり「人」にあります。
何か「すごい」ことを成しとげた人は、歴史に名前が残ります。でも「すごい」だけの人なんて、この世にひとりもいません。むしろ、ものすごい失敗をしたり、へんな行動をしたりして、まわりから「やばい」と思われているような人が、誰にもできない偉業をやってのけていることもあります。 だって、人生は長いのです。いい日も悪い日もあるし、年とともに変化だってあります。 いろんなことを考え、行動し、ときに失敗し、そこから学び、たまに成功する。カッコいい一面もあれば、ダサい弱点もある。
だからこそ、人はおもしろいのです!
「すごい」と「やばい」の二面から、日本史の人物の魅力に迫る『東大教授がおしえる やばい日本史』から、今回特別に内容を一部お届けします。

■すごいフランシスコ・ザビエル 日本に初めてキリスト教を伝えた

 応仁の乱でボロボロになった日本にやってきて、西洋の宗教「キリスト教」を広めたのが、フランシスコ・ザビエルです。

 ザビエルはヨーロッパのナバラ王国の貴族の家に生まれましたが、6才のときに戦争で国が消滅。そのストレスで父が亡くなり、住んでいた城も壊され、戦争が心底いやになったザビエルは、神様に仕える司祭の道を選んだのです。

 ザビエルは6人の仲間とイエズス会というチームを結成し、世界中にキリスト教を広める活動をはじめます。

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