検察も警察も権力に無力。 カネの力で悪を討つしかない

検察も警察も権力に無力。 カネの力で悪を討つしかない

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「カネのない人間は一生、他人の奴隷になるしかない」──気がつけば、忖度独裁国家と化していた日本。そこには、権力に食い込んで甘い汁を吸うカネの亡者があふれている。そんなヤツらに鉄槌を下す痛快無比の投資エンターテインメント小説が誕生! その名も『特捜投資家』。そこで著者の永瀬隼介氏に同作の読みどころ、執筆秘話などを語って頂きました。話を聞くのは『特捜投資家』の編集者で、過去に『海賊とよばれた男』なども担当したベストセラー編集者・加藤晴之氏。第3回は『特捜投資家』の読みどころと、独特のタイトルに込めた狙いを語っていただきました。

■徹底的に取材をして小説に昇華させる

加藤晴之(以下、加藤) 僕が『特捜投資家』で永瀬さんに挑戦してほしかったのは、新しい経済小説。つまり、新しいヒーローたちが、これまでにない悪と戦う物語です。これまでにない、というのは小説の世界のことで、現実には、存在しているけれど、ジャーナリズムが追い切れていない、書いていない悪。エンターテインメントな部分はしっかりキープしつつ、ノンフィクション・ノベル的な作品でもあるという感じ。もともと週刊誌記者として事件を取材して書くのが本能のようになっている永瀬さんなら必ずできると思ったんです。いま現実に起きている問題をテーマに据えて、丁寧に取材してフィクションとして昇華させるような。

永瀬隼介(以下、永瀬) その点はしっかり意識しました。

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