新校長人事で見る首都圏「中高一貫校」の将来、ミッションスクールならではの事情とは

新校長人事で見る首都圏「中高一貫校」の将来、ミッションスクールならではの事情とは

横浜の丘の上、三春台にある関東学院の中高校舎。校長就任にはクリスチャンであることが欠かせない

系列に大学を持つ首都圏の私立中高一貫校は多い。前回に引き続き、まずは付属校や系属校の新校長人事から見ていこう。次いで、ミッションスクールならではの事情にも触れていきたい。(ダイヤモンド社教育情報)

■学校改革で浮上した付属校の世代交代

 私立中高一貫校の校長の任期は一般に、1期2年から4年で、定年は65歳から70歳という例が多い。系列に大学を持つ首都圏の私立中高一貫校は意外と多くある。前回に続き、まずは付属校や系属校の新校長人事から見ていこう。

 東洋大学京北(東京・文京区)は近年、人気が上昇している学校の一つだ。卒業生の約半数が東洋大学に進み、残りが他大学進学を目指す半付属校的な進学校である。日比谷高校の元校長で2012年に就任した石坂康倫氏から、副校長の星野純一郎氏に交代した。

 武蔵野大学は元女子大で、その付属校も女子校だったが、いずれも共学化したことは以前の連載でも触れている。この春、中村好孝氏が新校長に就いた。浄土真宗本願寺派の龍谷大学系列の中高の改革に奔走してきたキャリアの持ち主で、前職は岡山龍谷高校の副校長である。

 前身となる武蔵野女子学院の共学化を成し遂げた前校長の日野田直彦氏は、兼任している武蔵野大学附属千代田高等学院(東京・千代田区)の校長にとどまる。同じ敷地内には、2022年に改めて募集を開始する武蔵野大学附属千代田国際(東京・千代田区)がある。

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