台湾「コロナ封じ込め優等生」のプライド、日本とのレベルの違いとは

台湾「コロナ封じ込め優等生」のプライド、日本とのレベルの違いとは

台北市の様子 Photo by Lisanto 李奕良 on Unsplash

新型コロナウイルスの拡大防止では“世界の優等生”だった台湾で、変異株による新規感染者が急増している。5月27日の時点で新規感染者数は671人、累計感染者数は6761人と依然厳しい状況が続くが、デジタル対策を含む“封じ込め作戦”で危機を乗り越えようとしている。(ジャーナリスト 姫田小夏)

■台湾が作った警戒レベルと対応とは?

 台湾が今行っている“封じ込め作戦”の特徴は、次の5点に集約することができる。

(1) デジタルツールの活用
(2) 誰の目にもわかりやすい「警戒レベル」の設定
(3) 数字とグラフによる“見える化”
(4) 政府と市民の信頼関係
(5) 違反を許さない周囲の目

 変異株による感染拡大でも、台湾の防疫措置は相変わらず素早かった。デジタルツールの活用では、QRコードによる濃厚接触者追跡アプリを導入した。アプリと同時に注目したいのが、台湾の「警戒レベル」である。

 台湾衛生福利部の中央感染症指揮センターは5月19日、新型コロナウイルス感染症の4段階ある警戒レベル(「4」が最も厳格)を、全県市で「警戒レベル3」に引き上げた。

 そもそも、この「警戒レベル」を定義しているのは、同センターが公表した「新型コロナウイルス警戒レベルと対応」なのだが、それはどのような内容なのだろう。

 「新型コロナウイルス警戒レベルと対応」(中央流行疫情指揮中心:疫情警戒標準及因應事項、2021年1月21日の時点の資料を参照)の内容を訳し、まとめたのでご覧いただきたい。

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