韓国・文大統領の「北朝鮮擁護」ですれ違う米韓、元韓国大使が解説

韓国・文大統領の「北朝鮮擁護」ですれ違う米韓、元韓国大使が解説

Photo:Anna Moneymaker/gettyimages

■米国の北朝鮮担当特別代表が6月下旬に韓国を訪問

 米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表が6月19日から23日まで韓国を訪問した。文在寅政権は、ソン・キム代表の訪韓で「北朝鮮を非核化の交渉に早く呼び込むために、対北朝鮮制裁の緩和を触媒として活用しよう」(李仁栄〈イ・イニョン〉統一相)と期待していた。

 韓国外交部は22日、「韓米がワーキンググループを終了させる方向で検討することで合意した」と明らかにした。これを受け崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は同日、国会外交統一委員会で「北朝鮮には当然シグナルになるだろう」と述べた。

 米韓ワーキンググループは南北交流・協力事業が北朝鮮制裁に抵触しないよう事前の調整業務を迅速に行うために2018年11月に発足したものであり、北朝鮮はこのグループを「親米時代のわなと反発してきた。そのため韓国側は、米韓ワーキンググループを終了させるよう米国に執拗(しつよう)に求めてきたようである。

 ソン・キム代表は北朝鮮と条件を付けずに対話する準備ができている点を再確認したが、対話に呼び込むためのインセンティブ提供はない点を明確にしたという。「ワーキンググループ終了の方向で検討することで合意した」との発表は、韓国のいつもの一方的解釈のようである。

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